【紅白】TWICE 左胸に喪章 旅客機事故の哀悼込めて歌唱、K-POPグループ出場4組が喪章

＜第75回NHK紅白歌合戦＞熱唱するTWICE（撮影・藤山　由理）

　韓国の9人組ガールズグループ「TWICE」が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた「第75回NHK紅白歌合戦」（後7・20）に出場。「TT～Feel　Special」をパフォーマンスした。

　韓国では29日に起きた旅客機事故を受け、来年1月4日までの1週間を「国家哀悼期間」に指定。現地の音楽番組などは中止が相次いだ。TWICEは30日に「あらかじめ確定した海外日程に哀悼の意をもって取り組むようにします。もう一度犠牲者の方々の名誉を祈ります」と紅白への出場を表明した。

　全身白の衣装で登場し、左胸に喪章を着けて歌唱。TWICEの他に、「LE　SSERAFIM」、「ILLIT」、「TOMORROW　X　TOGETHER」も出場。すべてのグループが喪章をつけてのパフォーマンスとなった。

　今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。

　今年の紅白の司会はお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーの4人が務める。