【紅白】橋本環奈 「おむすび」家族らサプライズ登場に仰天 父からは「12時までには帰ってきなさい」

＜第75回NHK紅白歌合戦＞衣装替えした（左から）橋本環奈、有吉弘行、伊藤沙莉（撮影・藤山　由理）

　大みそか恒例の「第75回NHK紅白歌合戦」（後7・20）が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、3年連続司会の女優・橋本環奈（25）がサプライズに絶句する場面があった。

　後半、「B’z」が初登場する場面。橋本がヒロイン米田結を演じる連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」が紹介されるかと思いきや、「ゆい～！」と舞台袖から声が。恋人役の佐野勇斗、姉役の仲里依紗、母役の麻生久美子、父役の北村有起哉が登場すると、橋本はしばらく状況がのみ込めない様子で絶句した。少しして「（出てくる）予定ないって言ってたじゃん！え～！？」と佐野に質問。佐野は「ごめん、うそついてた」と謝り、場が和んだ。

　左手を何度も口に当て、驚きが収まらない橋本に、麻生は「気持ちが明るくなるような見事な司会ぶりで、さすが自慢の娘です」と鼻高々の様子だった。北村からは「うちの娘が紅白の司会やるなんて。黙ってやろうとしていて、バレないと思ったんでしょう？」とツッコミが。「お父さん、ごめんね！」と返す橋本に、北村は「12時までには帰ってきなさい」と門限を設定して笑わせていた。

　一気に場が和んだNHKホール。橋本は平静を取り戻し、「私自身も、結ちゃんも、くじけそうな時に何度もこの曲に救われてきました。困難に向かうあなたに届きますように」と曲紹介し、B’zのパフォーマンスにつなげた。

　今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。

　司会は橋本のほか、お笑いタレントの有吉弘行、女優の伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーが務めた。

　ゲスト審査員は、俳優の横浜流星、漫画家の青山剛昌氏、タレントの内村光良、プロ車いすテニス選手の上地結衣、女優の河合優実、プロスケートボーダーの堀米雄斗、バレリーナの森下洋子氏、脚本家の吉田恵里香氏で、今年と来年の“顔”8人。昨年までの通算成績は紅組が34勝、白組が40勝。