【RIZIN】ライト級王者・サトシ 4度目の防衛成功!2階級制覇狙うケラモフから三角締めを決めた
スポニチアネックス / 2024年12月31日 22時46分
◇RIZIN DECADE(2024年12月31日 さいたまスーパーアリーナ)
格闘技イベント「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)が31日に開催された。第2部「RIZIN.49」の第12試合のRIZINライト級タイトルマッチは、王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)がヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)に1R三角締めでタップアウト勝利。4度目の防衛に成功した。
相手のミスを逃さなかった。1R開始早々から何度かテイクダウンしたが、ケラモフに立たれてしまっていた。逆にテイクダウンを許すと、下から三角締めを狙う。何度か防がれてしまったが、柔術のテクニックを使って、三角締めを決めると最後はタップアウトを奪った。
試合後には「もっと強くなる」とファンに誓った。
サトシは21年にトフィック・ムサエフとの王座決定戦で勝利を収めライト級王座を戴冠。防衛ロードでは矢地祐介、ジョニー・ケースを下し、今年9月にルイス・グスタボをわずか21秒殺KO劇で3度目の防衛に成功した。
4度目の防衛戦はまさかの元フェザー級王者・ケラモフとなった。榊原信行CEOは「フェザーのベルトの順番を待っていられないので、大晦日にサトシ選手の持つライト級王座に挑戦させてくれと11月の試合後に猛烈なアピールをしてくる状況が続いた。フェザー級の中で対戦相手を探すより彼の申し入れを受け入れ、サトシにも相談し“タイトルをかけてもいい”と快諾を得られたので、ケラモフ選手が2階級を狙うことになる」と経緯を説明。
サトシは「ちょっとビックリした。彼はフェザー級の選手だが強い選手なので、絶対にいい試合になると思う。いろいろ練習しているけれど、今年はまだ柔術を見せられていない(2連続KO勝ち)から柔術でのフィニッシュを考えます」と2階級制覇を阻止して、防衛に成功した。
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