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【紅白】石川さゆり「津軽海峡」「天城越え」でもない 被災地・能登へ届ける「能登半島」 

スポニチアネックス / 2024年12月31日 23時16分

<第75回NHK紅白歌合戦>熱唱する石川さゆり(撮影・藤山 由理)

 大みそか恒例の「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、石川さゆり(66)が地震、豪雨災害と未曾有の危機に見舞われた石川県能登地方を思い熱唱した。

 石川が紅白で「津軽海峡・冬景色」「天城越え」のどちらも歌わないのは、「夫婦善哉」を披露した06年以来、18年ぶりとなる。もちろん、歌ったのは03年以来の「能登半島」。そこには、能登への強い思いがあった。

 昨年の紅白の余韻も冷めやらぬ中、元日の能登地方を襲った、最大震度7の地震。死者数は500人を超えた。その多くが、地震の直接被害ではなく、高齢者の震災関連死だった。さらに追い打ちをかけるように、9月には豪雨災害が発生。この日までに16人の死亡が確認され、数々の家が濁流に流されるなど、深刻な土砂災害にも見舞われた。政府からの復興予算繰りも遅れ、12月になってようやく仮設住宅が完成したほどだった。

 あれからちょうど1年。波があしらわれた白を基調とした着物で登場した石川。「能登の皆さんに元気になっていただきたい。復興への道のりはまだまだ遠い。皆さんの元気な笑顔と平凡な日常が一日も早く戻りますように、心を込めて歌います」と語り、美しくも力強い歌声で被災地に勇気を届けた。

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