アルビレックス新潟親子対談 達也&聖愛 U―18新監督の達也氏「チャレンジ」 FW聖愛「勝利に貢献」
スポニチアネックス / 2025年1月1日 5時2分
2025年は巳(み)年。巳年は新しいことが始まったり、成長を遂げたりする年になると言われている。そんな年の始まりにスポニチ新潟版では、今季からアルビレックス新潟U―18の指揮を執る田中達也監督(42)と、長女のアルビレックス新潟レディースFW田中聖愛(19)による新春親子対談を行った。前回の巳年の13年から新潟に住み、サッカー漬けの毎日を送る2人。今年の目標や普段のコミュニケーションなどを2回にわたって連載する。
――晴れ着はいかがですか。
聖愛 自分じゃないみたい。凄くワクワクしています。
達也 この前、成人式の着物を選びに行って、それとは雰囲気が違う。良かったね、2回着られて。
――家ではサッカーの話をしますか。
聖愛 しますね。ドリブルのところは凄く言われて、あまり言葉にしなくてもだいたい伝わっている。全部見透かされていますね。
達也 サッカーを上手になってほしいから聖愛にスポットを当てていつも試合を見ている。「なんでここもう一歩早く切り返さなかったの?」とか。毎試合反省会をしている。試合は聖愛が出てくるまではサポーターの目線で、入ってきたら父親目線で見ています。頑張れ、勝負しろ、逃げんなっていうのは絶対言う。
――ずっとサッカーですね。
聖愛&達也 そうですね。ずっとサッカー。(笑い)
――達也さんの25年の目標は。
達也 「チャレンジ」です。自分に足りないところを補うこともそうだし、現役の時のモットーだったので。恐れずにやりたい。
――目指す監督像はありますか。
達也 愛のあるサッカーチームをつくりたい。良くも悪くも正直に選手とぶつかって。もちろんそれが嫌がられる時もあると思いますけれど、選手のバックボーンも家族のことも考えられるように。人として一緒に向き合えたらと思っています。
――Jリーグの監督ができるプロ(旧S級)ライセンスへの挑戦は。
達也 もちろん監督は目標。25年は機会があれば(ライセンス挑戦を)やりたいなと思っています。けれど自分のやることはたくさんあると思うので、そこを目指して日々精進できれば。
――将来、新潟のトップチームの監督はいかがですか。
達也 できれば光栄ですけれど、まだまだ僕には力が足りないので。そこはしっかりつけていきたい。
――聖愛選手の25年の目標は。
聖愛 「チームの勝利に貢献」です。自分のところからチャンスメークだったり、ゴール、アシストという結果で勝利に貢献できるように頑張りたい。ゴールが欲しい。
――達也さんからのアドバイスで生きていることは。
聖愛 技術のところもそうなんですけれど、メンタルのところで凄いサポートしてもらっていると思います。いい時もあれば悪い時もある中で、お父さん自身も経験してきたところもあると思う。壁に当たって相談するとお父さんもそうだったことが多い。そういう時にどういうことを考えていたかは勉強になります。自分の中で、心のところで支えてもらっているので一番信頼しています。
達也 おおー。普段言わないじゃん、そんなこと。
聖愛 言いません、絶対。
達也 うれしいですね。深刻そうに話してくるけど誰もが通る道。特にドリブラー、スピードある選手だったら悩むところの話をしています。
聖愛 助かっています。(笑い)
(次回は3日付)
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