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三田村邦彦 前進続ける71歳 舞台「おちか奮闘記」で初めて関西弁に挑戦 そして全く未知の分野にも…

スポニチアネックス / 2025年1月1日 6時2分

「おとな旅あるき旅」のスペシャル旅で肉を堪能する三田村邦彦(左)と紅ゆずる

 俳優・三田村邦彦(71)が“旅人”をつとめる“ちょっとぜいたくな”旅番組「おとな旅あるき旅」(テレビ大阪、土曜後6・30)が17年目に突入し4日、スペシャル版「おとな旅あるき旅 新春の京都~北陸 冬のご褒美たび」(テレビ大阪、後6・30)が放送される。年男を迎えた三田村がこのほど取材に応じ2日に東京・三越劇場で開幕する舞台「おちか奮闘記」や2025年中に目指す「小説家デビュー」など、さらなる挑戦を語った。

 同スペシャルでは京都・嵐山から福井・敦賀、石川・金沢などを女優・眞鍋かをり(44)、元宝塚歌劇団の星組トップスター・紅ゆずる(42)らと渡り歩いた。三田村は「カニだけで何杯食べて、甲羅酒も何杯飲んだか分からない」と話すほどの贅沢さで「三が日が終わって、ゆったりした時間に楽しんでもらえると思う」と自信をのぞかせた。

 2009年1月にスタートした同番組も17年目に突入し「見ていてくださる方がいるからこそ、これだけ続いている」と感謝。同番組では各地の名所名産はもちろん、三田村の飲みっぷりも毎回話題に。番組スタート当初は「飲酒厳禁」の空気が漂っていたそうだが、三田村自らのプレゼンで“解禁”になったという。

 「夏の暑い日にね、大阪駅でロケがあって、あんまりにも暑い日だったんで“ビール飲ませてくれない?”ってねだって、最初はいい顔されなかったんですけど、この番組は電車旅なんだから“汽車の旅って弁当食べてビール飲むのが楽しみなんだから”って提案したら、ラッキーなことにそのアイデアが通ったんです」と笑いながら明かした。

 ドラマも舞台も「仕事は楽しむ」がモットー。「楽しめないものには手を出さない」が信条だったため、関西弁での芝居はすべて断ってきた。しかし、2日に東京・三越劇場で開幕する舞台「おちか奮闘記」(26日まで)では、初めて大阪弁での芝居に挑戦する。「おとな旅…」へのゲスト出演などで親交を深め、デュエット曲も出した歌手・丘みどり(40)の初主演舞台で、明治初期の大阪を舞台に人形浄瑠璃の三味線奏者を演じることに。

 「あの藤田まことさんから、大阪弁の芝居に誘われた時も断ったんですけど、今回は丘さんに以前“舞台はやった方がいいですよ”って勧めた手前、断れなくなっちゃって…」と引き受けた。まったく弾けなかった三味線も半年前から始め役者としてのプライドものぞかせる。

 新たな挑戦を続ける三田村だが、2025年中に掲げる大きな目標が「小説家デビュー」だ。実は小説を書き始めたのは40年ほど前のこと。長編を手がけ、途中で諦めていたがコロナ禍で再開させ完成させた。大手編集社に自ら持ち込んだところ「短編を先に書いてみましょう」とアドバイスを受け、新たに一昨年の6月から筆を進めてきた。日本ならではの後継者問題を盛り込んだ人間模様を描き「原稿用紙250枚ぐらいに仕上げて、なんとか形にしたい」と意気込む。2025年年男の72歳。まだまだ挑戦は続く。

 ○…「おとな旅…」では各地で三田村がプロデュースするグッズも話題に。細部に渡ってこだわりを盛り込んだカバンは入荷待ちの人気になり、昨年のお正月スペシャルで訪れた兵庫・湯村温泉ではお香とコラボ。三田村は「今はアロマっていうかもしれないけれど、日本には古くからお香文化が盛ん。日本の香りの文化を見直して欲しい」と話した。

 ◇三田村邦彦(みたむら・くにひこ)1953年(昭28)10月22日生まれ、新潟県出身の71歳。79年、映画「限りなく透明に近いブルー」でデビュー。同年「必殺シリーズ」の飾り職人の秀役で人気に。

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