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ドジャース・大谷 二刀流で連覇へ 7月に31歳 選手としてピーク「どれだけ維持、向上していけるか」

スポニチアネックス / 2025年1月1日 5時2分

二刀流で連覇を目指すドジャース・大谷

 新春の誓いだ。ドジャースの大谷翔平投手(30)が、98~00年のヤンキース以来25年ぶり、球団史上初となるワールドシリーズ連覇を2025年の目標に掲げた。移籍2年目の今季は、23年9月の右肘手術から投手復帰予定。昨年末には真美子夫人(28)の第1子妊娠を公表し、公私で特別な一年となる。最盛期を迎えている自身の現状、未来についても語った。

 二刀流復活イヤー。打って、走るだけでなく、今季は投げる。大谷は「もちろん(ワールドシリーズを)連覇したいというのが一番」と誓いを立てた。

 昨季は史上初の「50―50(54本塁打、59盗塁)」など歴史的な活躍で自身3度目の満票MVPに輝くなど、自身初、チームとして4年ぶりのワールドチャンピオンに導いた。ただ連覇となると、98~00年のヤンキースまでさかのぼり、過去14度、7球団しか達成していない。ドジャースには球団史上初の快挙。「連覇となってくると話はもちろん別。かなり回数は限られてくる」と認識しており、「それだけ特別な難易度だと思っている。そこがやりたいこと」と力を込めた。

 98~00年のヤ軍はデレク・ジーター、ホルヘ・ポサダ、アンディ・ペティット、マリアノ・リベラの「コア4」と呼ばれる4人を軸に黄金時代を築いた。だが、ド軍が誇る大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオも「コア3」として負けていない。2年目の山本、サイ・ヤング賞2度の新加入左腕スネルらも擁す強力布陣で再び頂点を目指す。

 世界一後のシャンパンファイトでは「これをあと9回やろう」と呼びかけた。10年契約の1年目を終え、残り9年。今年7月に31歳を迎え「野球選手としてのピークを迎える、または今もその中にいると思っている」と明かす。チームだけでなく、自身の現状、未来を見据え「それをまずどれだけ維持できるのか、向上していけるのか。同時にパフォーマンスが低下してくる先というのもちゃんと見据えながら取り組まないといけない」と明確に語る。

 ワールドシリーズ第2戦の盗塁で脱臼した左肩の手術後の経過は順調という。ただ、デーブ・ロバーツ監督は3月18、19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズでは打者に専念させる方針を示している。投手復帰の時期にも「どのタイミングで投手復帰するかは(ポストシーズンの)10月までの計画をベースに考えたい」と慎重に見極めていく構えだ。

 昨年12月28日には真美子夫人の第1子妊娠を公表した。チームを勝利に導くための二刀流として、そして新たに父として、特別な一年となる。目指すは、世界一連覇。再び頂点まで駆け上がる準備を整える。(柳原 直之)

 《大谷活躍で野球普及に貢献》大谷は23年オフに全国の小学校にグラブを寄贈するなど、野球の普及にも目を向けている。一方で「現役の時に一番やるべきことは、グラウンドで自分のパフォーマンスをどれだけ高いレベルで発揮できるかどうか。それが(野球の普及に)貢献することに一番つながる」とも語る。活躍で日米問わず野球やスポーツに関心を持つ子供たちは着実に増えており「(野球に集中するという)根本的なところは大事にしながら、その先に自分がやりたいことは見据える必要はある」と付け加えた。

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