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【高校ラグビー】京都工学院、3回戦敗退で涙も…“泣き虫先生”山口総監督「復活の兆しを感じた」

スポニチアネックス / 2025年1月1日 13時47分

<第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 京都工学院・国学院栃木>スタンドで観戦する京都工学院・山口総監督(撮影・岸 良祐)

 ◇全国高校ラグビー大会3回戦 京都工学院5―21国学院栃木(2025年1月1日 花園ラグビー場)

 9大会ぶり21度目の出場となる京都工学院は3回戦でBシードの国学院栃木と対戦し、5―21で敗れた。2回戦ではBシードの中部大春日丘(愛知)を撃破したが、12大会ぶりとなる8強入りを逃し、試合後に選手たちは涙を流した。

 今大会初の第1グラウンドでの試合となった中、開始早々の前半1分に先制トライを献上。同10分にはモールで押し込まれてトライを許し、0―14とされた。

 後半に入って21点を追う15分、ラインアウトからモールを組んで途中出場のFL岡垣尊(2年)がトライ。意地を見せたが、60分間を通して国学院栃木の堅いディフェンスを崩しきれなかった。

 前身の伏見工時代に平尾誠二、大八木淳史らを擁して4度の全国制覇。16年に洛陽工と統合されて現校名になってからは初めての聖地となった。監督、総監督としてチームを支え、人気ドラマ「スクール☆ウォーズ」の主人公のモデルとなった山口良治総監督がこの日もスタンドで見守った。

 試合後、報道陣の取材に応じ、以下のように答えた。

 ――試合を見て。

 「同じタイプのラグビーをしていましたけど、向こうの方がしっかり一つ一つ、きっちりやっておられた。仕方ないと思います」

 ――シード校を破って元日に試合をした。選手たちに伝えたいことは。

 「みんなよくやってくれて、復活の兆しを感じましたので。これからまた新しい歴史を築いていってくれると期待しています」

 ――「信は力なり」を体現した。

 「いつも通り、彼らが思いを一つにして新しい歴史を築いていってくれるので。期待しています。新しい歴史を一つ一つ、築き上げていってほしいと期待しています」

 ――大島監督、そして選手たちにはどういった言葉を。

 「本当に今大会、ご苦労さんと。選手たちはよくやってくれた。新しい歴史をこれから築いていってほしいです」

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