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今オフのFA市場はメッツが約1444億円で断トツの投資! ドジャース2位、エンゼルスも7位と存在感

スポニチアネックス / 2025年1月2日 11時31分

メッツ入団会見で笑みを見せるソト(右から2人目)と見守るコーエン・オーナー(左、AP)

 1月1日はオフシーズンの折り返し地点。ドジャースがヤンキースを下してワールドシリーズを制してから約2か月が経過。春のキャンプで投手と捕手が集まるまで、あと6週間余りとなった。

 米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が、現時点でのFA市場の経過状況を説明している。同サイトが作成したフリーエージェントのトップ50リストのうち、フアン・ソト外野手(メッツ)を筆頭に26人が契約を結んだ。一方で、トップ10のうちアレックス・ブレグマン内野手(前アストロズ)、ピート・アロンソ内野手(前メッツ)、ジャック・フラーティ投手(前ドジャース)、アンソニー・サンタンダー外野手(前オリオールズ)の4人がまだ契約しておらず、ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す佐々木朗希も未契約だ。昨冬は1月に入った時点でトップ50のうち22人が契約していたが、今年はそれより少し早いペースで進んでいる。

 「トレード・ルーマーズ」はこのオフ、FA選手がすべてのチームと契約交渉を始められるようになった11月4日以降の動きに焦点を当て、チームがどれだけ投資したかをランク付けしている。契約総額を基準に総支出額の順で並べている。それによると、1位はメッツで9億1725万ドル(約1444億円)。ソトへの7億6500万ドルを筆頭に、8人と契約を結んだ。

 2位はドジャースで2億8700万ドル。ブレーク・スネル投手、テオスカー・ヘルナンデス外野手、ブレーク・トライネン投手、マイケル・コンフォート外野手の4人と契約した。3位はヤンキースの2億3550万ドルで、マックス・フリード投手との2億1800万ドルを始め、3人と契約した。4位はダイヤモンドバックスで、コービン・バーンズ投手1人と2億1000万ドルの大型契約。5位はジャイアンツで、ウィリー・アダメス内野手1人と1億8200万ドルの契約を結んだ。

 6位はレンジャーズで、7人のFA選手に総額1億3050万ドルを出資。7位はエンゼルスで、菊池雄星投手の3年総額6300万ドルなど4人に総額8025万ドル。8位がオリオールズで、菅野智之投手の1300万ドルなど3人に7100万ドルを投資。9位が7095万ドルのアスレチックスで3人と契約。10位がアストロズで、クリスチャン・ウォーカー内野手1人と6千万ドルの契約を結んだ。

 一方で、11月4日以降FA契約を一つも結んでいないのは5球団。パドレス、マリナーズ、カージナルス、ツインズ、ロイヤルズとなっている。

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