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【高校サッカー】「ミツバチ軍団」上田西が快進撃8強 東風谷がV弾&チーム救うシュートブロック

スポニチアネックス / 2025年1月2日 15時23分

高校サッカー<矢板中央・上田西>勝利に喜び合う上田西イレブン (撮影・西川祐介)

 ◇第103回全国高校サッカー選手権3回戦 上田西 2―0 矢板中央(2025年1月2日 フクアリ)

 上田西(長野)が前回出場の17年度以来、7大会ぶりの8強進出を決めた。攻守で輝きを放ったDF東風谷(こちや)崇太(3年)は「上田西が勝つと思っている人は少なかったと思うけれど、自分たちはチャレンジャー精神で予想をひっくり返してやろうと熱を持って戦った。最後まで集中を切らさずにできた」と声を弾ませた。

 開始早々に東風谷がペナルティーエリア内で相手選手を倒してPKを献上。だが、PKをGK牧野長太朗(3年)が阻止すると、流れが上田西に傾いた。11分、シュートのこぼれ球を東風谷が押し込み先制。後半21分にはロングスローからFW柳沢纏(3年)が追加点を決めた。東風谷は前後半に2度も体を投げ出したシュートブロックで決定的ピンチを防ぐ好守も披露。殊勲のセンターバックは「牧野に助けられてばかりで、何か自分にできないかと思って必死にボールを追いかけた。結果、点を取れてチームの勝利につながった」と喜びを口にした。

 県勢初の4強に進んだ17年度以来の出場で、再びの快進撃。白尾秀人監督は「黄色のミツバチ軍団」とチームカラーになぞらえて表現し、「蜂のようにみんなで刺して、体を張ってくれた。選手たちの成長に感動している」と称えた。

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