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【箱根駅伝 復路展望】青学大 総合Vへ死角なし 駒大は“怪物”佐藤でどこまで迫れるか

スポニチアネックス / 2025年1月2日 16時36分

<箱根駅伝往路・芦ノ湖ゴール>往路優勝し、笑顔の青学大(左から)原監督、宇田川、黒田、鶴川、太田、若林(撮影・松永柊斗)

 ◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・往路(2025年1月2日 東京・大手町―箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ )

 第101回大会の往路が、東京・大手町~神奈川・箱根町の5区間107・5キロで行われ、青学大が5時間20分1秒で2年連続7度目の優勝を飾った。

 中大が1分47秒差の2位、早大が2分29秒差の3位。青学大と“3強”を形成した駒大が首位から3分16秒差の4位、出雲、全日本を制して3冠を狙っていた国学院大は首位から5分25秒差の6位と出遅れた。

 3日の復路でも青学大の圧倒的優位は動かない。前回大会で山下りの6区を区間2位で駆けた野村昭夢(4年)が今年も健在。原監督も「山下りのスペシャリスト野村が後続に30秒以上離して、ピクニックランで7、8、9、10と帰ってきたいと思います」と青写真を描く。

 選手層の厚さを考えると、復路で浮上しそうなのは駒大。1万メートル27分28秒50の記録を持つ“怪物”佐藤圭汰(3年)を当日変更でどこに起用するか。

 00年以降、最大の逆転劇は06年で、往路優勝の順大から2分51秒差の6位だった亜大が総合優勝を果たした。今大会の駒大、国学院大はデッドラインを超えている。

 青学大は過去6度、往路を制した大会はそのまま総合優勝を飾っており、往路V時の優勝確率は100%。独走で連覇を飾る可能性が高い。

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