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【ラグビー大学選手権】京産大、11度目の“準決勝の壁”で初の決勝進出逃す 終盤猛追も早大に19―31

スポニチアネックス / 2025年1月2日 16時41分

<準決勝 早大・京産大>後半、京産大は早大の攻撃を阻もうとしたが…(撮影・沢田 明徳)

 ◇ラグビー大学選手権準決勝 京産大19―31早大(2025年1月2日 東京・国立競技場)

 4大会連続で4強入りした関西リーグ2位の京産大は、関東対抗戦1位の早大に19―31で敗れて初の決勝進出を逃した。

 前半7分に先制トライを許すと、持ち味とするスクラムで反則を重ねて流れをつかめない。同15分、同24分、同32分とトライを許して0―26。前半終了間際には敵陣5メートルライン内に攻め込んだが、トライを取りきれなかった。

 後半開始から流れをつかんだが、再び敵陣5メートルライン内まで攻め込みながらトライを奪えず。同11分にトライを許してリードを広げられた。同25分にFL日吉健(4年=大産大付)、同33分にはPR乳井大士(4年=中部大春日丘)、同39分にはSH土永旭(4年=光泉カトリック)のトライで追い上げたが、反撃は及ばなかった。

 関西リーグでは終盤の2連敗で同校初の4連覇を逃しながら、今大会は3回戦の青学大戦は66―7、準々決勝の大東大戦は59―12と快勝。自信を取り戻して国立のピッチに立ったが、早大の前に屈した。試合後、元日本代表の広瀬佳司監督は「前半、立ち上がりから早稲田さんのプレッシャーでペナルティーとミスにつながり、ことごとくトライにつなげられた」と振り返った。

 京産大は過去10度、大学選手権の準決勝に挑みながら一度も決勝には進んでおらず、今回も“壁”に屈した。

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