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【ラグビー大学選手権】京産大No・8ポルテレが涙 左太腿裏肉離れからの強行出場実らず「やり返したい」

スポニチアネックス / 2025年1月2日 18時7分

<早大・京産大>今年も準決勝の壁を突破できなかった京産大(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビー大学選手権 準決勝 京産大19―31早大(2025年1月2日 東京・国立競技場)

 4大会連続で4強入りした関西リーグ2位の京産大は、関東対抗戦1位の早大に19―31で敗れて初の決勝進出を逃した。

 関西リーグでトライ王となったNo・8シオネ・ポルテレ(3年=目黒学院)は、前日の練習中に左太腿裏の肉離れを発症。強行出場してピッチに立ったが、縦を突こうとすると早大に2、3人がかりで封じ込められた。ノートライのまま後半12分に途中交代。試合後の取材エリアでは、目に涙を浮かべた。

 「4回生と一緒に試合をできるのは残り少ないし、本当に最後、ソロ(ソロモネ・フナキ)と一緒に出たかった。フナキも悔しいと思うけど“ケガしているのに出てくれてありがとう”と言ってもらえた」

 京産大は過去10度、大学選手権の準決勝に挑んできたが、一度も決勝には進んでいない。日本一の前に立ちはだかってきた「準決勝の壁」を破るべく臨んだが、11度目の正直はならなかった。

 来年度は最終学年となるポルテレ。「やり返したい。もっとハードワークできるようになりたいし、ワークレートを上げたい」と決意を込めた。

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