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明大「奪還」ならず準決勝敗退 木戸大士郎主将は涙「言葉が出ないです…」

スポニチアネックス / 2025年1月2日 22時21分

<明大・帝京大>準決勝で敗れ、涙する明大・木戸主将(撮影・篠原岳夫)

 ◇全国大学ラグビー選手権大会準決勝 明大 26―34 帝京大(2025年1月2日 東京・国立競技場)

 全国大学ラグビー選手権大会準決勝が2日、東京・国立競技場で行われ、前回大会準優勝の明大は3連覇中の王者・帝京大に26―34(前半12―14)で敗れた。

 帝京大に2トライを許して0―14で迎えた前半19分、WTB白井瑛人(1年)のゲインからパスをつないでWTB海老沢琥珀(2年)が飛び込んでトライ。さらに同32分、白井から右の大外でパスを受けたPR桧山蒼介(2年)がトライを決め、CTB平翔太(3年)のコンバージョン成功で2点差に迫って折り返した。

 後半に入ると、3本のトライと1本のペナルティーゴールを許して点差を大きく広げられ12―34に。後半35分にSO伊藤龍之介(2年)の突破からNo・8木戸大士郎主将(4年)、同43分にはLO田島貫太郎(4年)のトライで反撃するも及ばなかった。

 前回大会決勝と同じカード。6大会ぶり「奪還」の夢は、王者の前に阻まれた。木戸主将は大学最後の試合を終え「言葉が出ないです…勝ちたかったですね」と涙。神鳥裕之監督は「力と力の真っ向勝負でひるまず戦ってくれた。ここまでやってきた選手たちを誇りに思います」と称えた。

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