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【高校サッカー】流通経大柏 大津とのV候補対決制す 榎本監督は感動「高校サッカーは最高ですね」

スポニチアネックス / 2025年1月3日 4時21分

高校サッカー<流通経大柏・大津>勝利に喜び合う流通経大柏イレブン (撮影・西川祐介)

 ◇第103回全国高校サッカー選手権 流通経大柏2-1大津(2025年1月2日 フクアリ)

 流通経大柏が、ともにプロ内定者を擁し、ハイレベルな攻防を繰り広げた優勝候補対決を制した。

 高さのある大津DFラインの背後のスペースを2トップが攻略。前半36分にFW山野が50メートル5秒台の快足を飛ばしてロングボールから先制ゴールを奪った。

 同点に追い付かれた後半28分には、山野のパスに反応したFW粕谷が勝ち越し弾。「相手は高さがある分、背後は弱点だとビデオを見て思っていた。凄く価値のあるゴール」と声を弾ませた。

 榎本雅大監督は「高校サッカーは最高ですね」と開口一番に話し、「選手たちもいい顔をしていた。本当に感動した」と興奮を隠せない様子だった。

【大津 また3回戦で散る】

 大津(熊本)は、惜敗で初優勝の夢が散った。2回戦で鼻骨を痛め、フェースガードを着用したDF五嶋主将は「相手のスピード感に慣れるまでに時間がかかった。僕の力不足」と唇をかんだ。昨年12月に高校年代日本一を決める高円宮杯U―18プレミアリーグを制覇。優勝候補の筆頭とされながら前回大会に続いて3回戦で敗れ、山城朋大監督は「悔しい結果だけど、本当にいい時間を過ごせた」と涙ながらに語った。

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