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ソフトバンク・上沢が新年の誓い「同期近藤に負けない」新天地での決意、国内復帰決断までの葛藤も語る

スポニチアネックス / 2025年1月3日 5時1分

色紙に今季の目標を「日本一」と記した上沢(撮影・岡田 丈靖)

 ソフトバンクの上沢直之投手(30)が本紙の単独インタビューに応じた。NPB通算70勝右腕は移籍1年目から先発ローテーションに定着し、リーグ連覇、日本一奪回の原動力になることを期待されている。国内復帰を決断するまでの葛藤や日本ハムでのドラフト同期で昨季パ・リーグMVPの近藤健介外野手(31)への思いなどを交えつつ、新天地に懸ける決意を初春に語った。 (聞き手・井上 満夫)

 ――昨年末の入団会見では長髪がとても印象的だった。しっくりきているように見えるが、今後も定着させる?

 「アメリカに行ってから切ってないんですよ。とりあえず(切ろうと)考えていますが、周りからもしっくりきているとは言われます」

 ――日本球界に復帰するにあたり、親交が深いダルビッシュ有投手、大谷翔平投手には連絡したのか。

 「翔平には特にはしてないですね。ダルビッシュさんには“上沢くんは自分が思っているより、もっとレベルアップしているよ”と言ってもらいました」

 ――同じ千葉出身でドラフト同期の近藤選手とは再びチームメートになる。入団時は捕手だった近藤選手の当時の印象は?

 「一緒に新人合同自主トレをやったときから凄い野球勘で、肩がめちゃくちゃ強くて。一緒にキャッチボールもやっていたんですが、投手じゃんと。野球の頭が良くて、キャッチングも良くて。全部そろった捕手でした」

 ――近藤選手は日本代表でも23年WBCで優勝に貢献するなど活躍した。侍ジャパンでも一緒にプレーしたいという意識、目標はあるか。

 「常に僕たち同期の目標でいてくれている。“負けないぞ”との思いでやっている。刺激をもらいながらやっていきたいですかね」

 ――日本ハムで一緒に先発ローテーションを支えてきた有原投手も仲間になる。彼の凄さとは?

 「少ない球数で常に完封ペースで進めていく。試合以外では常に一定しているところ。あと(昨季の)180イニング投球は、本当に凄いですよ」 

 ――日米通算の奪三振数は、上沢投手が916、有原投手が875で上回っている。

 「あまり意識していないです。できれば僕も早く終わりたいし、投げ切りたいので」

 ――21年から3年連続で規定投球回をクリアし、イニングイーター(多くのイニングを食う=投げる投手)としても魅力的だ。自己最多は登板試合数が18年の25試合、投球回はパ・リーグ最多だった23年の170イニングだが。

 「1年間、先発で信頼される立場で回ればそのくらい投げると思う。そこは目標です」

 ――最後に一つだけプライベート面の質問を。最近のマイブームは?

 「古着屋さんに行ったりすることですね」

 ◇上沢 直之(うわさわ・なおゆき)1994年(平6)2月6日生まれ、千葉県出身の30歳。専大松戸から11年ドラフト6位で日本ハムに入団。14年4月2日のソフトバンク戦でプロ初登板初先発初勝利。18、21、23年に球宴出場。昨年オフにポスティングシステムを使ってマイナー契約でレイズ移籍。開幕直前にレッドソックスにトレードされ、現地5月2日のジャイアンツ戦でメジャー初登板。1メートル85、88キロ、右投げ右打ち。

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