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【箱根駅伝】15位・山梨学院大から繰り上げ一斉スタート シード権諦めん!6校の思惑は

スポニチアネックス / 2025年1月3日 4時31分

<箱根駅伝往路・芦ノ湖ゴール>15位でゴールする山梨学院大5区・弓削(撮影・尾崎 有希)

 ◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・往路(2025年1月2日 東京・大手町―箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ )

【15位 山梨学院大】

 10位の日体大と3分差の15位で往路を終えた。1区で区間7位の平八重(3年)について、大崎悟史監督(48)は「良い仕事をしてくれたと思う」と称賛。2区のムトゥク(3年)も区間10位タイと粘ったが、3区以降で順位を落とした。繰り上げスタートとなる復路へ、指揮官は「シード権を諦めたくない。競っていけば可能性はあると思う」と前を向いた。

【16位 法大】

 総合5位を目標に掲げる中、往路で大きく出遅れた。直近3大会は10、7、6位。着実に順位を上げてきたが、今回は序盤から流れに乗れなかった。10位とは3分22秒差。4年連続のシード権に黄信号がともり、坪田智夫監督(47)は「力を出し切れないのも実力。これが今の自分たちの現状だと思う。最後まで諦めずに一つでも前の順位を目指したい。6区で流れをつくれればチャンスはある」と語った。

【17位 日大】

 全選手が区間2桁順位に沈み、シード圏内の10位に5分1秒差をつけられる厳しいレースとなった。エースとして期待された2区のキップケメイ(2年)は14位に沈み、3区の冨田(3年)は序盤からペースが上がらずに区間最下位。新雅弘監督(63)は「3区が大誤算。駅伝をさせてもらえずに終了した」と厳しい表情を浮かべ「復路は別物。一斉スタートとなるので、そこからどういう走りをしてくれるか、期待したい」と切り替えた。

【18位 神奈川大】

 スタートの出遅れが響いた。足を痛めていたという1区の大岩(2年)が20位となり、中野剛監督(51)は「もう代えるメンバーもいなかった。足の痛い彼には荷が重かったかな」と気遣った。それでも予選会を勝ち上がってつかんだ2年連続の箱根路。「(走者)全員が3年生以下。成功しても失敗しても10人走ったメンバーが残るので、来年につなぎたい。楽しんでほしい」と選手たちの奮起を期待した。

【19位 大東大】

 2年連続のシード権獲得を目指したが、2区でエース棟方(2年)が区間17位と失速した。ハーフマラソンU20日本記録保持者のまさかのブレーキに、後続も流れを変えることができず、真名子圭監督(46)は「(原因は)分からない。棟方は最初の10キロで突っ込みすぎた」と肩を落とした。10位日体大とも5分以上の差があり、シード権獲得は絶望的な状況。指揮官は「切り替えて復路は復路としてレースをするしかない」と声を絞り出した。

【20位 専大】

 19位の大東大に3分以上の差をつけられて最下位に沈んだ。5区の田口(1年)は区間最下位。レース後は倒れ込んでしばらく動けず、応急処置を受けた。長谷川淳監督(40)は田口について「脱水症状というか、低体温症というか、体調不良。1年生で初の箱根のプレッシャーもあり、混乱したのかもしれない。病院に行くような症状ではない」と説明。「復路は切り替えて、復路順位だけでも10位に近づける走りをしてほしい」と巻き返しに期待した。

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