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【高校サッカー】赤い彗星・東福岡が8大会ぶり8強 超攻撃サッカーからのイメチェン!3戦連続無失点

スポニチアネックス / 2025年1月3日 6時1分

<高校サッカー 東福岡・阪南大高>後半、激しい守備で相手の突破を止める東福岡の選手たち(撮影・西海健太郎)

 ◇第103回全国高校サッカー選手権3回戦 東福岡1-0阪南大高(2025年1月2日 浦和駒場)

 東福岡が阪南大高(大阪)を1―0で退け、2016年度以来8大会ぶりのベスト8進出を決めた。超攻撃サッカーから“イメチェン”した堅守を武器に3試合連続無失点とした。

 立ち上がりの前半8分だった。MF神渡が左サイドで3人に囲まれながらドリブル突破し、中央へパスを通すとパスを送る。ボールを受けたエースFWの伊波が冷静に相手GKの動きを見極めつつ、右足で流し込んだ。

 「神渡がいいボールを出してくれた。あとは決めるだけだった」と語った背番号9の今大会初ゴールが、8大会ぶりの8強を決める決勝弾になった。1―0の勝利に東福岡の新境地が垣間見えた。

 それが守備だ。2回戦で6得点の阪南大高に1本のシュートも許さず零封した。中央は縦へのパスコースを組織的に消し、サイドでは1対1を制して突破を阻んだ。23年12月に就任したOBの平岡道浩監督は「いい緊張感を持ってやれた」と納得の口ぶりだった。

 これで県大会3試合に続き、今大会も3試合無失点を継続中だ。かつては「3点取られたら4点取る」と言われた超攻撃サッカーが、東福岡の代名詞だった。たが、高円宮杯U―18プレミアリーグでJリーグのユースと対戦し、防戦になる試合が増えて守りの意識は高まった。「写真を撮った時、相手1人に東福岡は3人写るように守備をしろと言われています」と伊波。数的優位が合言葉となった。身長1メートル85のDF大坪は「しっかりと声を切らさずにやれば、変に失点することはない」と自信を示した。

 選手権は過去3度、頂点に立った。あの頃とはひと味違った“赤い彗星”が、15年度以来9年ぶりの頂点へ突き進む。

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