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【箱根駅伝】国学院大 往路6位で前田監督「消化不良」3冠目標から3位狙いへ 2区・平林粘れず区間8位

スポニチアネックス / 2025年1月3日 4時31分

3区の山本歩夢にたすきをつなぐ国学院大2区の平林清澄(撮影・会津 智海)

 ◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・往路(2025年1月2日 東京・大手町―箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ )

 初優勝で史上6校目となる3冠を目指した国学院大だが、1位の青学大とは5分25秒差の6位。復路での逆転優勝は絶望的となり、前田康弘監督(46)は「消化不良。箱根って深いですね」とため息交じりに話した。

 6位でたすきを受けた2区のエース平林主将(4年)が区間8位と期待に応えきれず。後ろから追い掛けてきた青学大の黒田朝に捉えられた後は粘りを欠いた。昨年2月の大阪マラソンで初マラソン日本最高記録をマーク。「歴史を変える挑戦」をスローガンにエース中心のチームづくりが奏功。出雲、全日本と2冠を達成したが、最終目標の箱根では不発に終わった。走り終えた直後の平林は、ふがいなさからか、いら立ちを隠せず「もっとやれたと思う。チームに申し訳ない」と語った。

 大会前は復路逆転Vのレースプランを温めていたが、それも1位と2分以内が大前提。前田監督は「(復路は)前を追うしかない。復路優勝を目指して、過去最高の3位を狙う」と目標を切り替えた。 (阿部 令)

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