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【箱根駅伝】早大・眼鏡の5区「コナン」似・工藤が難題解決 「山の名探偵」が3強崩しで往路3位!

スポニチアネックス / 2025年1月3日 4時31分

3位でゴールする早大5区・工藤(撮影・尾崎 有希)

 ◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・往路(2025年1月2日 東京・大手町―箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ )

 早大の「山の名探偵」こと5区・工藤慎作(2年)が国学院大、駒大、青学大の3強崩しという“難題”を解決した。6位でたすきを受けると序盤からリズム良くピッチを刻み、10・6キロ地点で4位、さらに15・3キロ地点で3位に浮上。「区間賞とかではなくて堅実に自分の走りだけ、できたらいいと思っていた。その中で想像以上の走りができたのは収穫」と区間2位の快走だ。人気アニメ「名探偵コナン」の主人公・工藤新一と眼鏡をかけた風貌と名前も似ていることから「山の名探偵」と命名された男は左手の人さし指と親指を突き出す「真実はいつもひとつ」のコナンポーズでゴールした。

 1年生で出場の前回は山上り区間で区間6位。1年を経て「間違いなく平地での走力が段違いに上がっていた」と磨いたスピードを発揮した。中間点の宮ノ下を過ぎた後も大きな失速なく「下りも得意な方と思っている。最後の下りで創価大を離すことができた」とチームを7年ぶりの往路3位に導いた。

 名前の由来は工藤が生まれた04年にある。アテネ五輪の陸上男子ハンマー投げで優勝したアドリアン・アヌシュ(ハンガリー)がドーピング規定違反で失格となり、2位の室伏広治(ミズノ)が金メダルに繰り上がった。一連の騒動に関心のあった両親の「真実を追い求めてほしい」との思いから「慎作」と名付けられたという。

 チームでは3区・山口竣(1年)も区間3位と下級生が奮闘。目標の総合3位より上も見えてきた。花田勝彦監督(53)は「工藤のところに前が見える位置でつなぎたいと思っていた。(山口)竣平は良い位置に持ってきてくれた」と称えた。 (中村 和也)

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