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お笑い芸人のギャラ事情は? テレビよりおいしい動画配信 “向かい風”のテレビに必要なもの

スポニチアネックス / 2025年1月3日 7時1分

Youtubeでも大活躍の「霜降り明星」粗品

 【芸能 覆面座談会】2024年もいろいろなことがあった芸能界。年明けからダウンタウンの松本人志が週刊文春との訴訟に注力するため活動休止入りし、お茶の間を驚かせました。音楽界では元日にデビューしたNumber_iがブレーク、映画界では日本作品の米アカデミー賞受賞というめでたい話もありました。2025年はどんなニュースが世間を賑わしていくのでしょうか。いつものメンバーが2025年の芸能界を占います。

 本紙デスク 24年はお笑い界は明るい話題が少なかったけど今年はどうなるんだろう。去年は全体的にテレビのバラエティーにも元気がなかったように感じるね。

 週刊誌記者 確かにバラエティーの印象は薄い。ギャラ事情も大変みたいで番組によるけど、中堅芸人でも1回の出演料が3万~5万円くらい。割と引っ張りだこの若手芸人でも月収50万円足らずと聞いてびっくりしたよ。羽振りが良いのは吉本興業の芸人くらいだね。

 ワイドショーデスク そういえば吉本芸人が最近ギャラの悪口を言わないね。闇営業以降、ギャラの取り分がきっちりしている。昔は明石家さんまが童謡「こいのぼり」の替え歌で「♪ギャラよ~りた~か~い、交通費~」とか言っていたけどね。

 本紙デスク コロナ禍でライブをオンラインで見る習慣がついたことが大きいみたい。吉本は全国10カ所以上に劇場を持っているし、単独ライブのオンラインチケットが売れたらすごいことになる。昨年のM―1ファイナリストのマユリカもメチャクチャ儲かってるようだね。

 ワイドデスク テレビが名刺代わりのショーケースみたいになっている。昨年、M―1連覇を果たした令和ロマンもテレビに出ることを制限している。別のところで稼ぐということだろう。

 芸能リポーター 粗品もテレビというよりYoutubeが主戦場。たくさんのチャンネルを運営する、さらば青春の光の人気もすごい。最近になって千原ジュニアも力を入れ始めている。全体のチャンネル数が増えたことで生き残りはシビアになっているけど、実力があれば関係ない。テレビよりも制限なく自由に表現できるし、企画力がある芸人はそちらに流れているね。

 ワイドデスク テレビのバラエティーの質が落ちたのは、これまで制作サイドが演者におんぶにだっこでやって来たツケだよ。ただ「水曜日のダウンタウン」なんかはルール無用で“昭和か!”とツッコミたくなるほどとがっている。面白いものは面白いんだよ。

 本紙デスク 水ダウでダイアンの津田がメインを務めたミステリードラマ「名探偵津田」は神回だったね。ドッキリの集大成のような内容にゲラゲラ笑った。TVerの全バラエティー番組の配信開始8日間の再生数で歴代最高を記録した。これで津田のドライで身勝手な面白キャラも浸透したし、水ダウのスタッフの“津田愛”を感じるね。

 週刊誌記者 動画配信もお笑いに力を入れ始めている。年末にはプライムビデオとネットフリックスでネタ番組「ザ・コメディアル」が同時配信された。この2社による同時配信は史上初とのこと。二重でギャラがもらえるなら芸人にとってもおいしいよね。

 リポーター 動画配信はギャラがテレビの相場の20倍以上らしいよ。これで生配信までやりだしたらテレビは商売あがったりだ。娯楽の王様であるテレビも企画力勝負で踏ん張ってほしいところだよ。

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