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【高校ラグビー】常翔学園、大分東明下して5大会ぶり4強 スクラムから流れつかみ12点差逆転

スポニチアネックス / 2025年1月3日 12時1分

<大分東明・常翔学園> 後半ロスタイム、ゴール前のピンチを凌ぎ、喜びを爆発させる常翔学園フィフティーン(撮影・大森 寛明)

 ◇全国高校ラグビー大会準々決勝 常翔学園24―19大分(2025年1月3日 花園ラグビー場)

 2大会ぶり42回目の出場となる常翔学園(大阪第3)は24―19で大分東明を下し、4強入りを決めた。常翔学園が4強に進むのは、99回大会(19年度)以来、5大会ぶりとなった。

 前半2分、左右にボールを展開し、最後は高校日本代表候補No・8井本章介(3年)がスパイクを脱げながらも左隅に飛び込んで先制トライ。その後に3トライを許して7―19とされながら、同29分にはWTB正脇俊輔(3年)が左でボールを受け、3人をかわしてインゴールに飛び込んだ。

 後半1分には敵陣深くでのラインアウトからサインプレーを繰り出し、最後はNo・8井本がトライ。同9分にもラインアウトから素早く展開し、WTB正脇のトライで逆転し、コンバージョンキックも決まって24―19とした。

 同29分にはラインアウトからのモールでインゴールに入られたが、トライを阻止。結果的にはスクラムで優位に立ったところから流れをつかみ、ベスト4進出を決めた。

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