1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

箱根駅伝、盛り上がる「給水ポイント」 青学“カンパイ”に東大のビッグネーム登場…次々と生まれるドラマ

スポニチアネックス / 2025年1月3日 12時44分

9区・古川大晃(右)にたすきをつなぐ関東学生連合8区・秋吉拓真(撮影・会津 智海)

 ◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・復路(2025年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町の5区間109・6キロ)

 21チーム(関東学生連合はオープン参加)が出場する第101回大会の復路が始まった。神奈川・箱根町から東京・大手町の5区間109・6キロで争われる。レースの行方を見守るファンの間では、「給水ポイント」で生まれるドラマに注目が集まっている。

 往路を制して総合連覇へ突き進む青学は、9区(23・1キロ)を当日変更で入った田中悠登主将(4年)が担った。給水は、田中が使命した片山宗哉(4年)が担当し、水を渡した瞬間に2人で「カンパイ」をして、田中も片山も水を飲むという、仲睦まじい姿が中継に映しだされた。この様子には「乾杯して一緒に水を飲む姿に涙」「なんか監督の人柄ってチーム全体の雰囲気に出るのかな。青学の子、みんなすごく明るいというか朗らかというか、楽しそうに走ってる感じがするんだなぁ。給水で乾杯したのは笑ってしまった」「青学の強さの全てが今の給水乾杯シーンにあった気がする」「青学の片山選手、給水のとき乾杯してそのまま水飲んでるのパフォーマンスとして満点やん」と称賛の声が上がった。

 また、青学大を追いかける駒大は、8区で安原海晴(2年)が力走。15キロ地点では、兄でOBの安原太陽が給水でエールを送った。兄・太陽は22年、23年、24年と箱根駅伝を経験。24年には、弟・海晴が兄・太陽に給水していたが、今回は兄弟で逆の立場となり「兄弟で給水胸熱!」と歓喜の声が相次いだ。

 さらに往路4位から逆襲を期す駒大の7区(21・3キロ)は、当日変更で入った“怪物”佐藤圭汰(3年)が担い、給水を担当したのは22年、24年と箱根5区を走ったOBの金子伊吹氏だった。22年は区間4位、24年は区間3位と好成績を修め、チームに大きく貢献。「佐藤圭汰への給水が金子伊吹はさすがに最高すぎやしませか」と賛辞が贈られた。

 オープン参加の関東学生連合9区・古川大晃(東大院4年)への「給水」には、“ビッグネーム”が登場。乳酸代謝研究の第一人者で、乳酸を中心に運動中のエネルギー代謝についての研究を行っている東京大学大学院教授・八田秀雄氏が登場し、解説・大後栄治氏も驚き。「俺たちの箱根駅伝」著者・池井戸潤氏も「#関東学生連合 東大大学院の #古川大晃 さんへの給水が、なんと #八田秀雄 教授によるものとは…!」と、驚きを投稿していた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください