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【高校ラグビー】常翔学園 12点差逆転で4強 就任1年目白木繁之監督「諦めずによく頑張った」

スポニチアネックス / 2025年1月3日 12時59分

全国高校ラグビー<大分東明・常翔学園>前半、トライを決める常翔学園・正脇(撮影・北條 貴史)

 ◇全国高校ラグビー大会準々決勝 常翔学園24―19大分東明(2025年1月3日 花園ラグビー場)

 2大会ぶり42回目の出場となる常翔学園(大阪第3)は24―19で大分東明を下し、4強入りを決めた。常翔学園が4強に進むのは、99回大会(19年度)以来、5大会ぶりとなった。

 60分間を通じてスクラムで組み勝ち、最大12点差を逆転。終了間際は魂のディフェンスでリードを守り切った。就任1年目の白木繁之監督(36)は「諦めずによく頑張った。感動しました」と選手を称賛。「常翔はずっとスクラムが強くて、1・5メートルでも押し続ける。これを昔からやっているので」と語った。

 前回大会の出場を逃し、基礎から徹底的にこだわってきた1年間。スクラムには例年以上に時間をかけ、毎日30分~1時間、組み続けてきた。その成果を聖地でも発揮。

 「ベスト4に行くことがどれだけ難しいか自分自身も感じているし、彼らが成熟、成長してくれた結果。次はベスト4の壁を越えられるように。またベストゲームを目指します」と指揮官は抱負を口にした。

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