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【箱根駅伝】Vの青学大・田中主将が明かす苦悩「同期がみんなとがっているので…」卒業後は福井放送アナに

スポニチアネックス / 2025年1月3日 14時47分

9区・田中悠登(右)にたすきをつなぐ青学大8区の塩出翔太(撮影・会津 智海)

 ◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・復路(2025年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町の5区間109・6キロ)

 今年もやっぱり強かった。往路首位で復路を発進した青学大がトップを譲らず、2年連続8度目の総合優勝を飾った。10時間41分19秒(速報値)は大会新記録だった。

 10区間中6区間を4年生が駆け、4区の太田蒼生が区間賞、5区の若林宏樹、6区の野村昭夢が区間新とチームをけん引した。

 当日変更で9区に入った主将の田中悠登も区間2位と好走。主将として苦労した部分を問われると、「同期がみんなとがっているのでそこをまとめるのが大変でした。個性が強くて。でも、個性をつぶしてもこの学年の良さは出ない。最終目標は箱根で勝つのが共通認識としてあった」とし、「向いている方向がブレないようにミーティングは多めに行うようにしていた」と明かした。

 田中主将は卒業後、地元の福井放送にアナウンサーとして入社。とがった同期をまとめたキャプテンシーは、アナウンサー人生にも生きるはずだ。

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