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【箱根駅伝】中大・アンカー藤田 天国の母に捧げる力走「その言葉あったから…」

スポニチアネックス / 2025年1月3日 15時41分

ゴールに飛び込む中大・藤田(撮影・木村 揚輔)

 ◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・復路(2025年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町の5区間109・6キロ)

 往路首位で復路を発進した青学大がトップを譲らず、2年連続8度目の総合優勝を飾った。

 中大は6位でたすきを受けた10区の藤田大智(2年)が区間4位の走りで総合5位に順位を押し上げてゴールテープを切った。

 「7位を目標にしていて、まずそこを全員で達成できたのが今は凄くうれしい。5位に入るのと、7位で終わるのとでは来年に向けて大きな差なのは分かっていた。しっかりと順位を上げることができて良かったです」と充実の表情で言った。

 辛い出来事を経ての箱根路だった。昨年10月に母・理砂さんが闘病の末、45歳で死去。「正直、一度はもう諦めたというか…。走れる気持ちじゃなかったんです」。折れそうな心を支えてくれたのは、やはり母の最後の言葉だった。「箱根の夢だけは忘れないで」――。自らを懸命に奮い立たせ、この日のために走り込んできた。「その言葉があったから、最後まで頑張れたかなと思います」。天国の母に届ける力走だった。

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