ABEMA「プロ野球新春麻雀交流戦」 巨人・田中瑛斗がオーラスで逆転 昨年準優勝の西武・今井は無念
スポニチアネックス / 2025年1月3日 18時35分
プロ野球選手が麻雀の腕前を競う「大和コネクト証券 プロ野球新春麻雀交流戦」が3日、「ABEMA」でオンエアされた。
昨年に続く大会で、セ・パ両リーグから14選手が出場。予選C卓は田中瑛斗投手(巨人)、昨年準優勝の今井達也投手(西武)、塹江敦哉投手(広島)が対決した。
序盤の東1局では田中瑛がドラの「八万」待ちのチートイツでリーチ。この八万を見事にツモりあげて「リーチ、ツモ、チートイツ、ドラ2」で見事にハネ満を決めた。
続く東3局では優勝候補の今井が満貫を上がる。「赤3」でリーチをかけて「九ピン」をツモあがって「リーチ、ツモ、赤3」で追い上げた。
南場に入ると、南1局で富山が追い上げる。リーチのみながら3巡目にリーチ。一発で「赤五ソー」をツモって裏ドラも乗せ「リーチ、一発、ツモ、赤、裏ドラ1」の満貫を上がった。
南2局では、トップ目の田中瑛のリーチに対して最下位の塹江が追っかけリーチ。「五―八万」待ちで田中瑛が一発で八万をつかみ、「リーチ、一発、ピンフ、赤、ドラ1」の満貫。大接戦の展開になった。
続く南3局では、振り込んだばかりの田中瑛が粘る。「西」をポンして「西、ドラ3、赤1」をツモった。
これで4人全員が2万点台の大接戦でオーラスに突入だ。
オーラスでもドラマが待っていた。まずは2着の田中瑛が3巡目で「四―七ソー」待ちでリーチ。負けじと親の富山もリーチで追いかけ、さらに4着の今井からもリーチが入った。
まさかの3人リーチ。この緊迫の局面を制したのは田中瑛だった。富山が「四ソー」をつかんでロン。「リーチ、赤1」で2600点。見事トップで終えた。
優勝候補と目されながら、無念の敗退となった今井は「最初の田中選手のチートイツ。あの“親やぶり”が痛かった」と冷静に振り返り、「昨年よりは緊張しなかった。楽しかった」と話した。
決勝進出を決めた田中瑛は「最高です。去年の悔しい気持ちがあった。うれしいです」と喜んだ。
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