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菅野智之「人生で一番泣いた」1週間「涙腺が何か壊れてて…」苦渋の決断伝えた坂本勇人から掛けられた言葉

スポニチアネックス / 2025年1月3日 20時51分

菅野智之

 オリオールズの菅野智之投手(35)が1日、BSテレビ東京「エース達のなぜには物語がある 田中将大と前田健太と菅野智之のなぜにはドラマが」(後10・30)に出演。「あの1週間は人生で一番泣いた」というメジャー挑戦を断念した2020年オフを振り返った。

 24年オフ。ようやくメジャー挑戦の目標が現実となった。再挑戦。1度目の挑戦となった20年オフは、ポスティングシステムを使っての挑戦だったが、コロナ禍という難しい状況もありさまざまな条件で折り合いがつかず、交渉期限締め切り5分前で「断念」「巨人残留」という苦渋の決断を下した。

 菅野は当時に心境や状況について「あの1週間は人生で一番泣いたっすね、僕…マジで。ずーっと涙が止まんないですよ。なんの感情もなく、家でソファーに座ってるだけで急に涙が出てくるんですよ…何の感情もないんだけど。涙腺が何か壊れてて」と真剣な表情で回想した。

 悩む日々を経て下した挑戦断念の決断。巨人残留を発表する前に「チームメートの(坂本)勇人さんには連絡しましたね。交渉期限が夜中だったから、朝起きてネットニュースとかで知られるのは筋が通っていないかなと思って。ちゃんと勇人さんには(挑戦断念が)決まった時もすぐ電話して…(巨人)に残りますって」と1歳年上だが、投打の柱として、お互い巨人を引っ張ってきた坂本にはすぐに伝えていたことを明かした。

 坂本からの言葉は「“最強の補強や~”とか言って…いや、こっちはまだそこまで気持ち整ってねえわって感じでした」。20年オフを振り返る中で、あまり笑顔を見せなかった菅野だったが、電話で伝えた際の坂本とのやりとりを振り返る表情は明るかった。

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