坂本勇人がG党を泣かせた阪神戦V打 緊迫した“舞台裏”を激白! 尚輝&岡本和にクレーム?
スポニチアネックス / 2025年1月3日 22時35分
日本テレビ「あの時実は…巨人リーグ優勝の裏側全部話しますSP」が昨年12月30日午前7時から放送され、坂本勇人内野手(36)が苦しみ抜いた先にあった阪神戦のあの一打について語った。
坂本、吉川尚輝内野手(29)、岡本和真内野手(28)のゴールデン・グラブ受賞組に門脇誠内野手(23)を加えた“鉄壁内野手”による座談会。
そのなかで、忘れられない名場面の一つに挙げられたのが2024年9月23日の阪神戦(甲子園)だった。
坂本は前日22日の同戦で6番に入りながらも3度の得点圏で中飛、二飛、二飛に倒れ、途中交代。チームは0―1で敗れて2位・阪神に1ゲーム差と迫られた。
翌23日にはスタメンを外れてベンチスタート。だが、0―0のまま迎えた7回、吉川、岡本和の連打で無死一、三塁となった絶好の場面で大城卓の代打に登場し、外角直球を右前に弾き返して虎の子の1点を叩き出し、チームを1―0での勝利に導いた。
「ここで打たないと引退しないといけないのかな」とまで当時語っていた坂本。
改めてこの場面について聞かれると「前の試合打てなくて、この試合スタメン外れてて。早めの段階で“代打あるから”って。結構早い段階で言われてて。なんか“どんな状況でもいく”みたいな。“ランナーなしでも”」とし、この言葉に3人は神妙な顔つきとなって黙り込んだ。
「…って言ってたらあの場面になって」と思いがけない大チャンスで代打に出ることになったことに触れた坂本。「尚輝、和真打ってんな?」と確認し、2人から「そうです」の言葉が返ってくると「こいつらなんや!またこんな場面で回して!ヤバいって!」と笑わせた。
吉川が「先頭で塁に出て。なんとか和真に、和真にって思ってたら和真がレフト線にね、打ってくれて。一、三塁になったから。勇人さんに“はい、お願いします!”って」と話すと、坂本は「(岡本和の)レフト線見た瞬間(自分一人で)ざわついた。ざわざわ」とあえてここでも笑いを誘った。
岡本和によると、坂本がチャンスで打てずに途中交代となった22日の試合後は「勇人さんが初めて見るぐらい落ち込んでた」という。
「(今までで)一番落ち込んでるなーぐらいで。でも、一、三塁になった次の日は“きょうは打つやろ”って。“もういけるやろ”って」と“岡本節”で笑わせる主砲だったが、坂本はその思いに見事応えて決勝打。岡本和は「やっぱ打ったんで良かったなと思いました」と感心していた。
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