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【箱根駅伝】国学院大 3冠&初Vならず悔しい3位も来季に期待 ケツメイシJrは10区で逆転劇

スポニチアネックス / 2025年1月4日 4時42分

<箱根駅伝往路 大手町ゴール>総合3位の国学院大の10区・吉田(撮影・木村 揚輔)

 ◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・復路(2025年1月3日 神奈川・箱根町~東京・大手町の5区間109・6キロ)

 史上6校目の3冠&初の箱根制覇を目指した国学院大は往路6位の出遅れが響き、3位でフィニッシュした。20年の同校史上最高順位に並んだが、優勝した青学大や2位の駒大とは差を広げられ、前田康弘監督(46)は「本気で優勝を狙いにいって、このタイム差。力が劣っていた結果」と受け止めた。

 出雲、全日本を制したものの、全区間が20キロ以上の箱根は別物。各区間を通じて「青学大にはラスト5キロで離された」と15キロ以降の強化が急務だと言い「もっと深みを出してチームづくりをしないと。私自身が変わらないとチームや練習は変わらない」と猛省した。

 エース平林主将(4年)は卒業するが、中継所手前でたすきを落としながら7区2位タイの辻原や、人気音楽グループ「ケツメイシ」の大蔵を父に持ち10区で3位逆転劇を果たした吉田(ともに2年)らは来年も在籍。来年度は9区6位の上原(3年)が主将を務める予定で、平林も「(初優勝は)後輩たちに託したい」と期待した。 (阿部 令)

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