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【新春インタビュー 広島・小園】優勝の“初夢”今年かなえる 昨季は目標の全試合出場達成

スポニチアネックス / 2025年1月4日 5時48分

ヘビのぬいぐるみを手にポーズを決める広島・小園(撮影・平嶋 理子)

 広島・小園海斗内野手(24)が本紙の新春インタビューに応じた。年男だった昨季は目標の全試合出場を達成。25歳となる2025年は、2年連続の全試合出場を目標に掲げた上で、“変化”を期した。打撃フォームの変更など新たな挑戦についても言及。色紙には「優勝」の2文字を書き記し、決意を新たにした。(取材・構成 長谷川 凡記)

 ――明けましておめでとうございます。今年はどんな一年にしたい。

 「全部出て活躍して、優勝したいなという思いが一番ある」

 ――昨年の新春インタビューで掲げた全試合出場を達成。次に見据えるのは。

 「個人的な数字は最後についてくるので、また全部出て活躍することが目標。何でもいいので(個人タイトルも)獲れたら。そこも全部出ていないと見えてこないので、頑張りたい」

 ――全試合出て、新たな発見はあった。

 「新しいことばかりだったので、全部、新鮮だった。なかなか経験できないことを経験できた」

 ――その経験を今季にどうつなげていく。

 「精神的にも、もっと頑張らないといけないなという思いもある。もうちょっと周りを見て、プレーできたらいいかなと思う」

 ――精神的にはどんな部分。

 「失策も(15個)あって、悔しい思いをした。もうちょっと考えて冷静にできたかなという部分もある」

 ――悔しさで言えば、優勝できなかったことが一番。

 「悔しかったですし、目の前(9月28日巨人戦)で胴上げも見ているので。9月初めまでは1位だった事実の中で、勝ちきれなかった」

 ――25歳になる25年。周りを見ることも大事にする。

 「年が上の人たちに助けられている部分がある。もっと僕たちが頑張っていかないといけない。いろんなことを話して、聞いて、自分が成長して、周りにいろいろアドバイスもできるようになればいいと思う」

 ――定位置だった遊撃に再挑戦したい気持ちはある。

 「そうですね。遊撃も、二塁も。遊撃には新しく矢野さんが来ましたけど、二塁に新しく来た選手はいない。どうなるか全然分からないので、そういうところでも勝負したい」

 ――打撃の意識は。

 「昨季は打ってはいましたけど、物足りない。まだまだ打てると思う。そういう部分で修正もそうですし、波を少なくしていくのが、結果を出すためには一番だと思うので、頑張りたい」

 ――今季は打撃フォームを変えて臨む。

 「戻そうと思えば、いつでも戻せる。昨年11月のプレミア12に行く前に、少しですけど、打撃を変えた。プレミア12で(本塁打を)2本打てたので、手応えはある。そういうのも意識しながら引き出しもいっぱいあるので、もっと増やしていって、悩みながらですけど、一年できたら」

 ――長打力アップはテーマになる。

 「2桁本塁打を打てるように頑張りたい。そのために、もっと向上心を持ってやらないといけないので、結果を残すために、どん欲にやりたい」

 ――背番号も5に変更。

 「人生で初めて着ける番号ですが、番号は関係なく、野球をするのは自分なので、頑張りたいという思いに尽きる」

 ――今季の成績が26年WBCにつながってくる。

 「絶対出たいなと思いますし、食い込んでいきたい。枠は少ないですけど、その中で、また経験できたらなと思う」

 ――今季は守備力も上げていく。

 「どこで出るかは分からないですけど、一塁以外は内野は全部練習するつもりですし、派手なプレーはできないですけど、普通の打ち取ったゴロは普通にさばいて、ミスなくできたらなと思う」

 ――昨季は三塁の難しさもあった。

 「難しい。対処の仕方が最初のほうは全然分かっていなかった。いっぱいミスもしましたし、たくさんチームに迷惑をかけた。それもあってチームが4位だったというのもあると思うので、今年は頑張っていきたい」

 ――日本代表の経験はどう感じている。

 「うれしいですし、ここ最近はずっと選んでもらっているので。雰囲気も台湾に行ったときは、凄いというのがあった。いろんな国の方と対戦できて、いいプレーも見られましたし、すごい選手がいっぱいいると思った」

 ――侍ジャパン・井端監督からかけられた言葉で印象に残っているものは。

 「“(打順は)2番だけど、自分が思うようにやって”と。バントがセオリーじゃないし、そういう決まりはない。走者が一塁にいたら、一、三塁にしたりとか、そういう状況をつくるほうが、僕は好き。“思い切ってやれよ”と言ってもらった。それがあっての活躍だったと思う」

 ――今季に向けて大事にしていることは。

 「今はめちゃくちゃバットを振っているわけではない。トレーニングを中心にやっている。いろんなことができるので、隠れながらやっています」

 ――今年こそ新井監督を喜ばせたい。

 「勝ったり、打ったりしたときに、選手と同じぐらい喜んでくれるのが新井さん。一人一人に対して話してもらえる。監督というと話しづらいイメージがありますけど、フレンドリーな方なので、ベンチでも盛り上げてくれますし、そういう方と一緒に野球ができるのはうれしい。優勝させてあげたいですし、ビールかけを楽しみたいという思いはある」

 ≪取材後記≫数字にあまりこだわりを示さなかった小園が、全試合出場だけには強いこだわりを示したのが印象的だった。

 実は、昨季6月に膝痛、シーズン終盤には、かかとを痛めて出場が危ぶまれた時期もあったという。「けがをしましたが、何が何でも出ようと思っていた」。全試合出場にこだわるのは、自らの存在価値を示したいという思いが強いからに違いない。数字よりも、一年間通して活躍できる選手こそが、小園の理想だと感じる。

 「チームに貢献するにも、試合に出ないとできない。今季も全試合出て、もっと活躍したい」

 チームの顔になることに加え、悲願の優勝を目指して、歩みを進める。(長谷川 凡記)

 ◇小園 海斗(こぞの・かいと)2000年(平12)6月7日生まれ、兵庫県出身の24歳。報徳学園から18年ドラフト1位で広島入団。19年に球団高卒新人最多の4本塁打。24年は5月から4番を務め、同月は打率・368、1本塁打、15打点で初の月間MVP。23年のアジアプロ野球チャンピオンシップと24年のプレミア12で日本代表。1メートル78、91キロ。右投げ左打ち。

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