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ソフトバンク・ドラ1村上 ハイブリッド投手になる 理想は球児+由伸+マエケン+ダル!?

スポニチアネックス / 2025年1月4日 6時2分

スポニチのインタビューに応じたソフトバンクのドラフト1位・村上(撮影・杉浦 友樹)

 ソフトバンクのドラフト1位・神戸弘陵の村上泰斗投手(17)が兵庫県神戸市内の同校グラウンドで本紙の独占インタビューに応じた。最速153キロの直球と多彩な変化球を操る右腕は、幼少期の思い出や趣味など素顔を披露。阪神の藤川球児監督、ドジャースの山本由伸らを融合したような超一流投手を目指したいと夢を語った。(聞き手・杉浦 友樹)

 ――5人きょうだいの末っ子。村上家のお正月は?

 「7人家族なんですけど、全員集まってご飯食べたり、初詣にみんなで歩いて行ったりします。みんな仲良くてケンカしたことはあまりないですね」

 ――小学校から始めた野球

 「お兄ちゃんたちが野球をしていたのでいい手本でした」

 ――嫌にはならなかった?

 「中学校の頃は何回かありました。てんぐじゃないですけど、自分はこんだけ打ってるし、実力があるのになんで出られないんやっていう期間があって。今は全然ふてくされたりとかはしないんですけど、中学校の頃はまだまだ精神的に子供なところがあったからだと思います」

 ――中学までポジションは捕手だった

 「高校も捕手で入るつもりだったんですけど、練習会のときに“ピッチャーどうや?”って勧めてもらったんです。迷いましたけど、ピッチャーがしたい気持ちがあったんで始めました」

 ――肩に自信があるのは捕手のおかげ?

 「幼稚園に入る前から中学1年の終わりまでやっていた水泳もあると思います。速く泳ぐことにこだわりがあって好きなのはクロール。この夏(3年夏)が終わってから1カ月半ぐらいみっちりやりました。可動域や腕の使い方が投手として生きているのかなと思います」

 ――高校では最速153キロの直球を投げる投手に成長。ストレートは阪神の藤川球児監督が目標?

 「ストレートを見た時に、あのボールを投げたいと思いました。選手像も好きです。実際に見たのは小学校高学年の頃でしたけど、絶大な人気で出てきたら球場が沸いていたのを今も覚えています」

 ――球速へのこだわりは?

 「2年の秋に速さだけあっても打たれることに気づいて。プロでも球速より質だと。岡本監督からは“スピードガンコンテストじゃないよ”とよく言われています」

 ――スライダーやフォークなど多彩な変化球も武器

 「一流の人が投げてるボールを動画で見て参考にしていて、全ての球種で勝負できる山本由伸選手(ドジャース)もそうですし、スライダーなら前田健太選手(タイガース)、あとはダルビッシュ選手(パドレス)の吹き上がるようなカットボールですね」

 ――趣味は?

 「音楽を聴くこと。日本の歌手では尾崎豊さんが格好よくて好きです。シェリーが一番です」

 ――地元の兵庫県猪名川町は

 「自然豊かで田舎なんですけど人があったかいです。今の時期は雪も降ります。自分自身あんまり食べたことがないんですけど、イノシシが有名で野菜もおいしいです」

 ――高校の先輩にはオリックスで通算10勝の東投手がいる。投げ合う可能性もあるが?

 「一番身近で凄くいい手本です。まだまだ自分は勝負して勝つレベルでは全くないので、まずは試合で投げれるように、プロの体に少しでも近づけるようにやっていきたい。1軍登板が1年目の目標です」

 ≪座右の銘は「愛のままに」≫

 ○…村上は「愛のままに」と座右の銘を色紙に記した。小学校低学年の頃、当時所属していた少年野球チームの監督から「キャッチボールに愛がない。プレーに愛がない」と指摘されたという。ほかの選手より上手だったが、近い距離で思い切り投げるなど思いやりに欠け「自分が調子に乗っていたところもある」と反省。プロでも肝に銘じていくつもりだ。

 ◇村上 泰斗(むらかみ・たいと)2007年(平19)2月20日生まれ、兵庫県出身の17歳。小1から白金メッツで野球を始める。中学では大阪箕面ボーイズで捕手兼外野手。神戸弘陵では2年春からベンチ入りし、同秋からエース。3年夏は兵庫大会3回戦で敗退。1メートル80、74キロ。右投げ両打ち。

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