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【高校ラグビー】東海大大阪仰星 足繁く聖地に通った“花園の申し子”1年生No・8米谷が先制トライ

スポニチアネックス / 2025年1月4日 6時2分

<東海大大阪仰星・東福岡>前半、先制トライを決める東海大大阪仰星・米谷(撮影・大森 寛明)

 ◇全国高校ラグビー大会準々決勝 東海大大阪仰星17―12東福岡(2025年1月3日 花園ラグビー場)

 準々決勝4試合が行われ、東海大大阪仰星(大阪第2)が4強入り。抽選の結果、準決勝は東海大大阪仰星―常翔学園、国学院栃木―桐蔭学園に決まった。

 先輩たちがつないだボールを敵陣22メートルライン手前で受け取ると、一気に加速した。1メートル83、102キロの巨体で軽やかなステップを刻み、次々と相手をかわして右隅にトライ。前半3分、東海大大阪仰星の貴重な先制トライを決めたのは、1年生No・8米谷翔馬だった。

 「チームメートがつないでくれたボールを“ここは取り切らなあかん”と思って、取り切れたので良かった。学年は関係ない。自分は仰星の一員というのをしっかり自覚してプレーしています」

 まだあどけなさが残る16歳でも、プレーや発言は堂々たるもの。元日の報徳学園戦での公式戦初トライに続く2戦連続トライに、湯浅大智監督(43)も「思い切って突破できる。フィジカルに頼らず、いいタイミングでボールもらったり、ラインアタックしたりできるんで、これからまた面白いかな」と期待をかける逸材だ。

 “花園の申し子”だ。ラグビーのまち、東大阪市生まれで、出身の小阪中は花園ラグビー場から約4キロ。物心が付いた頃には足繁く聖地に通っていた。

 「ずっと仰星が好きで。仰星の試合を見に来ていました。幼稚園の時からです」

 日本代表WTB長田智希(現リーグワン埼玉)らを擁し、5度目の全国制覇を果たした第97回大会に感動。仰星で花園に出場することが夢となった。「優勝した長田選手の代が印象に残っていて。“自分も仰星で優勝したい”とずっと小学校から思っていました」。一つの夢がかない、次の目標はもちろん、母校を7度目の頂点に導くことだ。

 「やりきるだけだと思う。応援してくださっている人とか、メンバー外の人に優勝を届けられるように、最高の準備をしたい」

 5日の準決勝は常翔学園との大阪対決。全員ラグビーが持ち味の仰星に、フレッシュなキーマンが現れた。 (山添 晴治)

 ◇米谷 翔馬(よねたに・しょうま)2008年(平20)8月31日、東大阪市出身の16歳。幼稚園の時に八尾RSでラグビーを始め、小阪中ではラグビー部所属。憧れの選手はOBで早大の松沼寛治。50メートル走6秒4。1メートル83、102キロ。No・8。

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