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大坂なおみ、ストレート勝ちで出産後初のツアー大会決勝進出 21年全豪OP以来のVへ王手

スポニチアネックス / 2025年1月4日 14時59分

決勝進出を決めた大坂なおみ(AP)

 ◇女子テニスツアー ASBクラシック(2025年1月4日 ニュージーランド・オークランド)

 第7シードで世界ランキング57位の大坂なおみ(27=フリー)が準決勝で同78位のアリシア・パークス(24=米国)に6-4、6-2でストレート勝ちし、22年4月のマイアミ・オープン以来約2年9カ月ぶり、23年7月の出産後では初のツアー大会決勝進出を決めた。

 この日の第1試合で準々決勝を戦い、第8シードのケイティー・ボリネッツ(23=米国)にストレート勝ちしていたパークスに対し、大坂は第1セットの第6ゲームをブレークして6-4で先取。第2セットも2度のブレークで優位に進め、5-2で迎えた第8ゲームは0-40からエースを含む5連続ポイントで締めくくった。試合直後のインタビューでは「もちろん決勝へ行けてうれしいけど、メルボルン(全豪オープン)の前週の大会で決勝に進んだのは一度もなくて、キャリアで初めて。年齢に関係なく、常に改善や向上できる部分があることを本当にうれしく思う」と話して拍手を浴びた。

 大坂は昨年10月の中国オープンで、腰痛により4回戦を途中棄権。その後の木下グループジャパンオープンや東レ・パンパシフィック・テニスを欠場しており、この大会が約3カ月ぶりの復帰戦だった。

 大坂は5日の決勝で、第5シードで世界50位のクララ・タウソン(22=デンマーク)と対戦する。優勝すれば21年2月の全豪オープン以来、約3年11カ月ぶりとなる。

 大坂は試合後、自身のインスタグラムを更新。「Finals. See you tomorrow Auckland(決勝戦。また明日会いましょう)」と記し、静かに闘志を燃やした。

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