【リーグワン】トヨタと東京SGの今季未勝利対決はドロー 後半ロスタイムの50メートルPG届かず

＜東京SG・トヨタ＞前半、トヨタ・彦坂がトライ。突破した和田を姫野（左）と松田（右）が迎える（撮影・篠原岳夫）

　◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第3節　トヨタ　30―30　東京SG（2025年1月4日　味の素スタジアム）

　ともに開幕2連敗でここまで勝ち星がなかった両チームによる対戦は、昨季7位のトヨタが同3位の東京SGに30―30（前半8―14）で引き分けた。

　前半5分に東京SGがWTB尾崎晟也（29）のトライで先制。トヨタは同17分にSO松田力也（30）のペナルティーゴール、同22分にHO彦坂圭克（33）のトライで逆転すると、その後は交互に得点を重ねてシーソーゲームの展開に。後半12分から東京SGがWTB尾崎のトライ、SO高本幹也（23）のペナルティーゴール2本で点差を広げたが、トヨタは25―30で5点を追う後半37分にWTBマット・マッガーン（31）のトライで同点に。SO松田はコンバージョンを決められなかった。

　同点で迎えた後半ロスタイム。東京SGの反則でペナルティーを獲得したは、ハーフライン手前の自陣からペナルティーゴールを選択した。FBティアーン・ファルコン（27）が放った50メートル以上のロングキックは惜しくも届かず。30―30のドローでノーサイドとなった。