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師匠の内藤がヒロムを下し最初で最後のシングル戦勝利 5日IWGPタッグ選手権緊急参戦

スポニチアネックス / 2025年1月4日 20時58分

<新日本プロレス>デスティーノで高橋(右)を仕留める内藤(撮影・島崎忠彦)

 「WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム」(4日、東京ドーム)「WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム」が4日、東京ドームで行われた。

 グローバルタッグリーグを制した内藤哲也と高橋ヒロムの最初で最後の師弟対決が実現。ヘビー級の内藤にジュニアヘビー級のヒロムが体格差を感じず、力と力で激突する。場外でのパワーボムで内藤を押し込む。左目を手術してこの日が復帰戦の内藤は得意のディスティーノでヒロムを追い込む。15分すぎ、内藤が強烈な張り手から動きをとめ、17分8秒、ディスティーノからの片エビ固めできっちり勝負を決めた。

 リングではグロッキーのヒロムが立ち上げるまで右手を突き上げる内藤。師弟の絆の強さを見せつけた。

 インタビュールームに戻ると内藤は「2020年3月にほんとにやるはずだったが、コロナの影響で中止になってしまい、グローバルタッグリーグで優勝し1月4日にどうだと聞くといい返事だったので初めてのシングルができた。高橋ヒロムは新日本のトップ、世界中のトップだよ。そんな選手を教えられて俺は誇りに思う。師匠として意地を見せられた」と満足げ。対して高橋は「内藤さんの強さを越えられなかったが内藤さんの存在感を越えてやりますよ」と2度と対戦しないという。

 そこへグレートOカーンが姿を見せる。「きさまらにチャンスをめぐみにきた。きさまらに恨みがあるから、きさまらを加えてあすIWGPタッグは3WAYでやる。やるか?」と挑発。内藤は「あした休みだし、東京ドームに遊びに来てみようかな」と言えば、高橋も「せっかくのチャンス逃さないで喜んでやるじゃないか」と承諾し対戦が決定した。

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