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青学大 3・16エキスポ駅伝で実業団とガチ勝負!原監督「今の大学生の力を実際に肌で感じなさい」

スポニチアネックス / 2025年1月5日 4時16分

箱根駅伝で連覇を達成した青学大(撮影・木村 揚輔)

 箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝を飾った青学大が、実業団にガチンコ勝負を仕掛ける!チームの次なる目標は、3月16日に大阪で開催される「EXPO EKIDEN(エキスポ駅伝)」。史上初めて大学と実業団の有力チームが相まみえる舞台で真の日本一を目指す。

 箱根駅伝を終えたばかりの原晋監督(57)は新たな使命に燃えていた。レース後、エキスポ駅伝について問われると「優勝を狙っていきますよ!」と堂々宣言。熱い思いは止まらない。「(実業団が)あの駅伝に外国人を使うと、とぼけたこと言うわけですよ。そこまでして勝ちたいのかと。腹立つわ」とバッサリだ。「社会人は今の大学生の力を実際に肌で感じなさい!日本人のガチンコ対決を期待してまっせ!受けて立ちます、チャンピオンとして」と挑発した。

 箱根駅伝は昨年に続き大会新記録で優勝。自身が確立した独自の選手育成法「原メソッド」に絶対的な自信を持つ。近年は大学卒業後も同じ指導者と師弟関係を続ける有力選手が多くなっており「実業団の監督はつまらんのですよ。自分のポリシーを持って育成する意識がない!」と実業団の育成について一石を投じた。

 だからこそ、人生を懸けて育て上げた青学大の選手たちが強いと証明したい。黒田朝日(3年)らマラソン挑戦を控える選手もいるため、出走メンバーは「流動的」という。さらに特殊区間のある箱根路とは違う平地での短期決戦。厳しい戦いが予想されるが、負ける気は一切ない。

 ▽EXPO EKIDEN 史上初めて実業団と大学生のトップ計20チームが出場する駅伝。1970年の大阪万博開催地である万博記念公園から、今年4月から行われる大阪・関西万博会場のある夢洲までの全7区間約55キロ。大学は昨年11月の全日本大学駅伝上位校の国学院大、駒大、青学大、創価大、早大、城西大、立大、帝京大と関西学連選抜の9校が出場。実業団は未発表だが、今月のニューイヤー駅伝上位チームなどが出場する。

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