バレー 年男・高橋藍が21得点“ヘビー”級の活躍！「良いものが出せた」 サントリー25年白星発進

ヘビのぬいぐるみを首にかけて入場する高橋藍（撮影・北條　貴史）

　◇バレーボール　大同生命SVリーグ（2025年1月4日）

　男子のサントリーは本拠地・大阪で東レ静岡に3―1で勝利した。パリ五輪代表の高橋藍（23）はチーム2位の21得点を挙げ、25年初戦で白星発進。首位を走る大阪Bは3―1で愛知を下し3連勝を飾った。

　最高のスタートを切った。今年の干支（えと）が巳（み）年ということもあり、年男の高橋藍はヘビのぬいぐるみとともに登場。第2セットではセットポイントを決めるなど、チーム2位の21得点で勝利に貢献し「自分のパフォーマンス的にはとても良いものが出せたんじゃないかな」と笑顔で振り返った。

　昨年は日本代表としてパリ五輪に出場したが、準々決勝イタリア戦でフルセットの末に逆転負け。悔しい思いをした。チームは目標の初代SVリーグ王者へ向け元日から始動。高橋藍は「経験として自分にはプラスになった。次の五輪で勝っていくために経験を生かして準備していきたい」と、早くも28年ロス五輪へ視線を向けている。

【右耳ボール直撃の西田　右鼓膜損傷】

　大阪Bで日本代表の西田有志（24）が今年初戦の愛知戦で右鼓膜を損傷するアクシデントに見舞われた。20得点を挙げてセットカウント3―1の勝利に貢献したが、第2セットで右耳付近にボールが直撃。チームは試合後、公式Xで「本日の試合で右耳にボールを受けて受傷し、検査の結果、右鼓膜損傷と診断されました」と発表した。