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大谷 韓国の至宝・金慧成のドジャース合意アシスト!面談に同席し、助言

スポニチアネックス / 2025年1月5日 2時32分

キム・ヘソン

 ドジャースは3日(日本時間4日)、韓国キウムからポスティングシステムで金慧成(キム・ヘソン)内野手(25)を、3年総額1250万ドル(約19億6300万円)で獲得したと発表した。同日が交渉期限だった。韓国メディアは、同じ代理人事務所「CAA」に所属するド軍の大谷翔平投手(30)が面談に同席し、助言していたと報じた。

 決着は交渉期限の米東部時間3日午後5時(同4日午前7時)の約3時間前だった。金慧成のドジャース移籍が決まった。28、29年は球団が選択権を持ち、契約延長されると最大で5年総額2200万ドル(約34億5400万円)に。大谷はインスタグラムに「ようこそ、友達」とハングルで記し、金慧成も笑顔とサムアップの絵文字付きで返信した。

 争奪戦にはマリナーズ、カブス、パドレス、エンゼルスも参戦。エ軍はド軍を上回る5年総額2800万ドル(約44億円)のオファーを出した。韓国メディア「SPOTV NEWS」は、入団の決め手に大谷の存在を挙げ「大谷が米国で金慧成に会い、多くの助言をした。だから安心感があった」と報じた。

 昨オフのド軍移籍直後にも山本の交渉に同席し、入団を後押し。レイズとのグラスノーのトレード交渉では「君のために本塁打を打つ」とビデオメッセージを送った。「メジャーの顔」の影響力は大きく、2年連続で補強をアシストした格好だ。ブランドン・ゴームズGMは「複数ポジションをこなせる有能な選手。良い補強になった」と満足げだった。

 23年のWBCでは韓国代表で、同じド軍のエドマンとも同僚だった。キウムでは8年間で通算打率・304を誇り、7年連続で20盗塁以上の俊足も武器。まだ25歳と若く走攻守3拍子そろった韓国の至宝。本職は二塁だが遊撃や外野も守れ、正二塁手ラックス、遊撃に戻るベッツらのバックアップとして陣容は厚みを増した。

 今オフはサイ・ヤング賞2度の先発左腕スネルを獲得するなど戦力は増強されており、残るターゲットはロッテ・佐々木。佐々木側の希望で、公平性を保つため各球団との面談に現役選手は同席できないが、大谷や山本の存在が決断に大きな影響を与えることは間違いない。今世紀初の2年連続世界一を狙える布陣が整いつつある。

 ◇金慧成(キム・ヘソン)1999年1月27日生まれ、韓国・京畿道高陽市出身の25歳。東山高から17年ドラフト1巡目でネクセン(現キウム)に入団。21年に46盗塁でタイトル獲得。同年の東京五輪、23年WBCなどに韓国代表として出場した。21年に遊撃、22年からは二塁で、4年連続でゴールデングラブ賞を受賞。韓国プロ野球通算成績は953試合で打率.304、37本塁打、386打点、211盗塁。1メートル79、78キロ。右投げ左打ち。

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