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ロッテ「ポスト朗希」どうなる? 昨季プロ初勝利の高卒3年目右腕に注目

スポニチアネックス / 2025年1月5日 8時1分

ロッテの田中晴

 ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指しているロッテ・佐々木朗希投手(23)の移籍先はどこになるのだろうか。決断は米東部時間23日午後5時(日本時間24日午前7時)の交渉期限のギリギリになると思われるが、いずれにしても悔いのない選択をしてもらいたい。

 数日前には移籍先の候補がドジャース、パドレス、ジャイアンツ、カブス、メッツ、レンジャース、ヤンキースの7球団に絞られたとの報道もあったが、ロッテ担当記者としては移籍先はもちろん、佐々木が抜けた“穴”を誰が埋めるかも気になる。昨季、ロッテで100イニング以上を投げたのは小島、種市、西野、メルセデス、佐々木の5人。ここまで先発補強はソフトバンクからFA移籍した石川柊と前タイガースのサモンズの2投手だ。メルセデスの去就は不透明で、さらなる新外国人投手獲得の動きもある。ただ、優勝を目指すためには、若手の台頭による投手陣全体の底上げも不可欠だ。

 「ポスト朗希」の候補は何人かいるが、高卒2年目の昨季に1軍デビューを果たしてプロ初勝利も飾った田中晴に注目している。1メートル86、92キロと体格に恵まれた最速155キロ右腕で、昨春キャンプではパドレスのアドバイザーを務める野茂英雄氏からマンツーマン指導も受けた。吉井監督も「100イニング前後」の登板を期待して「ゆくゆくはローテーションに入ってほしい」と期待している。

 佐々木は高卒3年目に20試合に登板して9勝2敗、防御率2・02の好成績。何よりも完全試合を達成するなど大ブレークした。田中晴も同じ高卒3年目に向けて「どんな状況であれ、自分にとって凄い大事な1年になると思う」と勝負の年と位置付けている。

 吉井監督が求める「100イニング前後」を投げることができれば数字はついてくるはず。着実に成長を続ける右腕が3年目にどんな姿を見せてくれるのか。まずは2月1日にスタートする春季キャンプから注目したい。(記者コラム・大内 辰祐)

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