超高速化の大学駅伝界 異彩放つ“怪物”の30年前のタイム 厚底前の大激走
スポニチアネックス / 2025年1月5日 12時24分
2、3日に行われた第101回箱根駅伝は、青学大が強さを見せつけて総合連覇を飾って幕を閉じた。
青学大の総合10時間41分19秒は大会新記録、駒大の復路5時間20分50秒も大会新記録(青学大も従来の記録を上回る5時間21分18秒)。総合11位でシード権を逃した順大の10時間55分5分秒は、21年総合優勝の駒大の10時間56分4秒よりも速かった。
2区では東京国際大のエティーリ(東京国際大)が1時間5分31秒、創価大の吉田響が1時間5分43秒、青学大の黒田朝日が1時間5分44秒と3人が区間記録を上回り、5区の若林宏樹(青学大)、6区の野村昭夢(青学大)、7区の佐藤圭汰(駒大)も区間新。4区区間賞の太田蒼生(青学大)も区間記録には届かなかったが、日本人歴代最速のタイムだった。
超高速化が進む大学駅伝界において“怪物”の記録は異彩を放っている。
95年の全日本大学駅伝。早大4年の渡辺康幸(現住友電工監督)は、中大との1分31秒差を大逆転し、56分59秒の区間新記録で優勝のゴールテープを切った。この記録は06年にモグス(山梨学院大)に更新され、翌年もモグスが55分32秒に再更新したが、今も日本人歴代最速タイムとして残っている。
昨年の全日本で駒大の山川拓馬が57分9秒の区間賞で迫ったが、厚底シューズがなかった95年の記録を超えることはできなかった。
ちなみに渡辺は95年の箱根駅伝2区で1時間6分48秒の当時の区間新記録をマーク。好記録続出の今年の箱根の2区で1時間6分48秒は区間10位相当となる。厚底シューズを履いた渡辺なら、どんな記録が出るだろうか。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【箱根駅伝】「勝つだけでは満足しない」渡辺康幸氏、青学大の強さの根底にあるのは「志の高さ」
スポーツ報知 / 2025年1月4日 5時10分
-
【箱根駅伝】青学大・原監督 マラソン2時間3分台予言「近いうちに我がチームの誰かが」
スポニチアネックス / 2025年1月3日 14時37分
-
【箱根駅伝】学生ランナーのレベルアップ顕著!2、5、6、7区で区間新記録
スポニチアネックス / 2025年1月3日 10時21分
-
【箱根駅伝】東京国際大・エティーリ 花の2区12人抜き区間新 昨年横溝監督死去 喪章着け衝撃デビュー
スポニチアネックス / 2025年1月3日 4時31分
-
【箱根駅伝】国学院大「初優勝で3冠」なるか…阻むのは経験値高い青学大か、それとも駒大か? 元早大監督が読む
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月1日 9時26分
ランキング
-
1松山英樹の優勝直後に米生放送で“事故” 放送禁止用語に司会「失言あった」「聴取受けるだろう」
THE ANSWER / 2025年1月6日 13時33分
-
2高梨沙羅がスキー板の長さ違反で失格に 22年北京五輪ではスーツ違反で悪夢 ジャンプW杯女子個人第9戦
スポニチアネックス / 2025年1月7日 0時47分
-
3楽天・石井一久GM復帰発表でさっそく大炎上!《呆れる》《愛想が尽きる》《誰も望んでない》と非難轟々
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月6日 17時55分
-
4松山英樹Vの裏で…痛恨の勘違いで5200万円逸 誤球で2打罰、米メディア指摘「大きな代償払った」
THE ANSWER / 2025年1月6日 21時3分
-
5打って走れる24歳に現ドラで新戦力 結婚で心機一転、健在示す34歳…ハムの激戦ポジション
Full-Count / 2025年1月6日 15時48分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください