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【高校ラグビー】前回王者の桐蔭学園が連覇に王手 後半2トライで国学院栃木を逆転

スポニチアネックス / 2025年1月5日 14時2分

<国学院栃木・桐蔭学園>後半、トライを決めた桐蔭学園・後藤(右)(撮影・大森 寛明)

 ◇全国高校ラグビー大会準決勝 桐蔭学園25―14国学院栃木(2025年1月5日 花園ラグビー場)

 桐蔭学園(神奈川)は2度目の連覇達成に向け、高校日本代表候補のFL申驥世主将(3年)がチームを引っ張った。国学院栃木の激しいアタックを再三阻止。勝利のために体を張った。

 「トーナメントは先を見たら負ける。この試合にだけ集中していく」

 前半7分に国学院栃木に先制トライを許したが、前半16分に相手ゴール前5メートルからのラインアウトからモールで押し込み、申主将がそのまま持ちこんでトライ。前半21分には申主将のジャッカルからボールを奪い、敵陣に攻め込み、SO丹羽雄丸(3年)がPGを決めた。

 前半を8―14で折り返す形になっても桐蔭学園は落ち着いていた。準々決勝でも春冬連覇を狙った大阪桐蔭に後半逆転勝ち。勝負どころは理解していた。休まずに動くだけ。後半7分にG前10メートルのラックからSH後藤快斗(3年)が持ち出して、そのままステップを切ってトライ。キックも成功して、15―14とリードを奪うと、後半21分にはラックからのサイドアタックで前進し、最後はFB古賀龍人(3年)が飛び込み、粘る国学院栃木を突き放した。

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