1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

松井秀喜氏 現役引退試合の知られざる事実「現役最後の試合にイチローさんが…」 イチロー氏も絶句

スポニチアネックス / 2025年1月5日 22時50分

対談したイチロー氏(左)と松井秀喜氏

 ヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏(50)が、5日放送のBS-TBS特番「イチローVS松井秀喜~今だから話せる本音対談~」(後7・00)に出演し、自身の現役最後の打席にまつわる裏話を語った。

 1学年違いで、ともに日米球界を沸かせた、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)と、レジェンド同士の対談。昨年9月に収録された。

 松井氏は巨人から03年、米国に渡り、メジャーに挑戦。ヤンキース時代の09年にはワールドシリーズを制し、日本人メジャー初のシリーズMVPにも輝いた。その後、3球団に所属し、12年に現役を退いた。

 19年に東京ドームで行われたメジャー開幕戦で、多くの日本人ファンに見守られながら現役引退試合に臨んだイチロー氏とは対照的に、松井氏のラストゲームはあまり多くの人が記憶しているとは言えない。自身も「イチローさんは東京ドームで、ああいうすばらしい形で終わったけど、(自分の時は)誰の記憶にも残っていない」と打ち明けた。

 というのも、「自分で“これが引退です”という感じで引退していないので。最後、戦力外になって終わった」ことが理由だという。現役最後に所属したのは、レイズだった。

 華々しい選手生活の最後について、松井氏は説明した。「その最後の打席っていうのは、実はイチローさんも覚えてないと思いますけど、(ホームの)タンパでのマリナーズ戦の3戦目。最後の9回、ツーアウトから代打で」。しかも、「それがイチローさんの最後の…トレード前の最後の試合だった」とも打ち明けた。その一戦は、12年7月22日。イチロー氏もその試合を最後に、マリナーズからヤンキースに移籍していた。その事実を知ったイチロー氏は「え~!?」と絶句した。

 最後の打席は、あっという間に終わったという。「初球、ショートフライで終わりです。チャンスで。それが僕の現役最後の打席で」。その後、松井氏はチームを戦力外通告となり、同年12月に引退を発表。引退試合や、最後の打席を認識しないまま、日米ちょうど10年ずつ、通算20年の現役生活にピリオドを打っていた。

 松井氏にとって現役最後の試合が、イチロー氏にとってメジャー挑戦から在籍し続けたマリナーズでの一区切りに。2人の野球人生にとって、大きな岐路となる試合だった。イチロー氏は18年にマリナーズに復帰し、翌年に引退するが、「まったく知らなかったですね」と驚きを隠せなかった。

 松井氏は「僕の現役最後の試合に、イチローさんがいて」とあらためて回顧。「前から言っているように、遠いようでチラッ、チラッとかすっているというね。2人の中でおもしろいなって勝手に思っている」と、イチロー氏との不思議な関係性についてしみじみ語っていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください