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大阪桐蔭が始動 森陽樹は“藤浪超えドラ1”目指す「夏までに155キロを投げたい」

スポニチアネックス / 2025年1月6日 6時2分

キャッチボールする大阪桐蔭・森(撮影・岸 良祐)

 大阪桐蔭(大阪)が5日に大東市内の同校グラウンドで始動し、今秋ドラフト上位候補の森陽樹(2年)が新年の抱負として「藤浪超え」での1位指名を掲げた。自己最速は153キロを誇り、既に同校OBの藤浪晋太郎が高校時代に計測した数字に並んでいる。「夏までに155キロを投げたい。ドラフト1位が目標とも言ってきた。そこをぶらさずにやっていきたいです」。高3で春夏連覇を達成した先輩の球速を上回ることで、1位指名をたぐり寄せる算段だ。

 その藤浪が、年始のあいさつを兼ねて母校に現れた。間近で大リーガーのキャッチボールに接すると、軽めに投じたはずの球の伸びに驚いた。「まず、でかいなと思った。キャッチボールから球の力強さが伝わってきた。最終的に藤浪さんを超せるような投手になれるように頑張ります」。藤浪は12年ドラフト会議で4球団競合の末に阪神入り。1位指名をかなえた先輩の投球練習を刺激に変えて、高校最後の一年が始まった。

 昨秋近畿大会に初戦で敗れ、今春の選抜出場は絶望的となっている。その選抜には世代最速158キロ右腕の石垣元気(2年)擁する健大高崎(群馬)が出場確実になっている。

 「最速は石垣が上だし、負けていられない。最後の夏は、自分が世代No・1になれるように頑張りたいです」

 藤浪を育てた西谷浩一監督からは「森の力なくして夏の日本一はない。大きく期待しています」と背中を押された。同校が選抜不在となれば19年春以来。夏のためだけに過ごす長い冬が、さらなる成長を促そうとしている。 (河合 洋介)

 ≪中野はエース奪取だ≫

 ○…大阪桐蔭の主将でプロ注目右腕の中野大虎(だいと=2年)は、森からのエース奪取を誓った。「入学当初からエース背番をつけて投げることが目標。森からエースをもぎ取ろうと考えています」。昨秋は森に背番号1を譲り、自身は7番を背負った。この冬場は山本由伸(現ドジャース)をほうふつさせるフォームで試投中。「(卒業後の進路は)全然決めていないけど、一番高い目標を掲げることでレベルも上がる」と将来的なプロ入りも目標に掲げた。

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