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ヤクルト・石川 「最短で200勝大作戦」!あと14勝 “青学魂”で今季必ず

スポニチアネックス / 2025年1月6日 5時32分

秋田県スポーツ大使主催のパブリックビューイングイベントに参加した(右から)ヤクルト・石川、石山、阪神・石井(球団提供)

 ヤクルトの石川雅規投手(44)が5日、あと14勝に迫る通算200勝の大台へ、今季中に到達することを力強く誓った。地元の秋田市で行われたバスケットボールB1・秋田の広島戦のパブリックビューイングに参加。箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝を飾った母校・青学大の陸上部からも力と刺激をもらい、名球会入りの金字塔へ一気に達する「最短で200勝大作戦」を目標に掲げた。

 故郷で心身ともにエネルギーを充電した。約200人の参加者とB1・秋田の勝利を見届けた石川は両手を突き上げ「楽しかったし、良い刺激になった。いろいろなスポーツに触れることは凄く大事」と声を弾ませた。

 競技は違えど全てのアスリートからパワーをもらっている。年始の箱根駅伝は母校の青学大が大会新記録で総合優勝を飾った。コロナ禍前は実際に沿道に応援に行くほどの駅伝ファン。今年は地元で画面越しにエールを送り、連覇で完結したスローガン「あいたいね大作戦」にも大きな感銘を受けた。

 「僕が会いたいのは誰だろう?神宮球場のお立ち台に上がって、そこでファンの皆さんと会いたいですね」

 本拠地での最後の勝利は、22年6月19日の広島戦までさかのぼる。ファンの笑顔に囲まれて全身で大歓声を浴びる。そんな至福の時間を想像しながらトレーニングに励む。年始は3日から練習再開し、キャンプインに向けた準備を進めている。

 残り14勝に迫る通算200勝の達成へ、並々ならぬ意欲を口にした。「“45歳だから”とか“昨年は1勝だから”とか、そういう理由で厳しいと言われるのは分かるけど、自分自身が無理だと思うのはひきょう。何年もかけてという話ではなく、最短で達成したい」。今月22日には45歳の誕生日を迎える現役最年長。自己最多が15年の13勝で、それ以降2桁勝利はないが、年齢を言い訳にするつもりは毛頭ない。そして、目標は常に一番高いところに設定する。

 最初の標的が、大野豊(広島)の42歳7カ月を更新する史上最年長での開幕投手。「先発投手としてそこを目指さない人がいることが信じられない」と言い切った。開幕戦で通算187勝目を手にした勢いで一気に大台へ。「最短で200勝大作戦」の青写真とともに24年目に挑む。(重光 晋太郎)

 ≪石山もPV参加 純粋に楽しめた≫秋田県出身で、石川とともに同県のスポーツ大使を務めるヤクルト・石山、阪神・石井もPVに参加した。試合会場かのような応援の一体感に「普段は応援してもらう立場。なかなかファンの人たちと応援する機会はないので純粋に楽しかった」と石山。元守護神は直近2年連続で防御率4点台と苦しんでおり、13年目の今季は勝負をかけるシーズン。「何とか成績を残したい。そこだけ」と巻き返しを誓った。

 ▽青学大陸上部の箱根駅伝「○○大作戦」 2年連続総合優勝を果たした今年は「あいたいね大作戦」を発令。原晋監督は「あい」に複数の意味を込め、「大手町のゴールで笑顔で会いたいし、喜び合いたい」と説明した。初めて発令したのは13年の「マジンガーZ大作戦」で8位に終わったが、15~18年は「ワクワク大作戦」「ハッピー大作戦」「サンキュー大作戦」「ハーモニー大作戦」で、史上4校目の4連覇を達成。また今季の出雲駅伝は「かっ飛ばせ大作戦」、全日本大学駅伝では「イーゴ大作戦」を掲げていた。

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