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共栄学園が快勝発進!元日本代表・大友愛さんの長女、秋本美空のブロックから3連続得点で勝負あり

スポニチアネックス / 2025年1月6日 4時38分

<共栄学園・近江兄弟社>第1セット、サービスエースを決めて喜ぶ共栄学園・秋本(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇バレーボール 全日本高校選手権第1日 共栄学園2―0近江兄弟社(2025年1月5日 東京体育館)

 男女の1回戦が行われ、元日本代表の大友愛さん(42)の長女の秋本美空(みく、3年)擁する共栄学園(東京)が2―0で近江兄弟社(滋賀)を下し、2回戦に進んだ。12年ロンドン五輪銅メダリストの母と同じ1メートル84の長身、最高到達点は301センチを誇る世代No・1プレーヤー。主将としてチームをけん引し、最後の「春高」で日本一の座を目指す。

 試合を決めたのは絶対エースだった。競り合いとなった第2セット。22―21の勝負どころで秋本が長身を生かしたブロックで相手エースを止めた。ここから圧巻の3連続得点でストレート勝ち。昨年初戦敗退を喫した舞台で、一回り大きくなった大器が躍動した。

 「自分たちのミスが出て焦っていて。“集中して最後までいくよ”と声をかけて、最後は連続得点を取れたので良かったです」

 日本代表でミドルブロッカーだった愛さんを母に持つ。ポジションこそオポジットで異なるが、長身に加えて手足の長さも母譲り。最高到達点301センチの高さのあるアタックだけでなく、愛さんの代名詞でもあったブロード(移動攻撃)を披露する器用さも併せ持つ。1年時の23年には16歳で日本代表登録メンバーに選ばれ、真鍋政義代表監督(61)に「バランスの取れた、将来有望で日本を背負える選手」と言わしめた逸材だ。

 1年前は1メートル83だった身長が、母と同じ1メートル84に伸びて晴れ舞台に帰ってきた。主将にも就任。「チームをまとめるのが自分の役割」と周囲に気を配ってきた。この日もタイムアウトで「勝つよ!」と仲間を鼓舞。精神面の成長は自身のプレーにも好循環を生む。

 ロス五輪での活躍も期待される。「日本代表になって試合で活躍できたらいいなって思います」と近未来を思い描く。もちろんまずは、3年間の集大成“春高”に全力投球。開幕前日に母から「早く寝て頑張って」とエールを受けた18歳は、「日本一を獲ったよと言えるように頑張ります」と高らかに宣言した。

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