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ドジャース加入キム・ヘソンに「先輩を良いお手本に」韓国メディアがキム・ハソンの実例紹介 鍵は守備力か

スポニチアネックス / 2025年1月6日 9時58分

キム・ヘソン

 ドジャースに加入した韓国人内野手キム・ヘソン(25)について、韓国メディア「スポーツ朝鮮」(電子版)は6日、先輩キム・ハソン内野手(29)を見習うべきと報じた。

 ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指したキム・ヘソンは3日(日本時間4日)、ドジャースと3年総額1250万ドル(約19億6300万円)で契約。28、29年は球団が選択権を持ち、契約延長されると最大で5年総額2200万ドル(約34億5400万円)になるという。

 「スポーツ朝鮮」は「“脱毛+9126億(ウォン)の障壁”を突破した先輩がいる」と見出しを付け、キム・ヘソンはメジャーで内野手として地位を築いたキム・ハソン(パドレスをFA)を見習うべきと報じた。

 キム・ハソンは4年2800万ドルの契約を結び21年に韓国プロ野球・キウムからパドレスに加入。契約規模からしてメジャーでレギュラーを保障するものではなかったが「良い内野手がいるチームに行って成長したい」とパ軍を選んだ。

 メジャー1年目の21年は、二塁にクロネンワース、遊撃にタティス、三塁にマチャドがいたことから予想通り苦戦。117試合で打率・202、8本塁打、34打点にとどまった。シーズン後、米メディアのインタビューでデビューシーズンを振り返り「円形脱毛ができた」と明かすほど、苦しんだという。

 それでも翌22年シーズンはタティスがバイク事故で開幕に間に合わず、さらに禁止薬物違反でMLBから80試合の出場停止処分を受けた影響で遊撃手として出場機会が増加。「タティスが自ら席を譲る幸運もあったが、キム・ハソンの準備が整っていたから運をチャンスに変えることができた」と同メディアは報じている。

 ただ、試練はその後も続き23年シーズンは、11年2億8000万ドル(当時約383億円)の大型契約で内野手ボガーツが加入。タティスの離脱で正遊撃手の座をつかんだキム・ハソンだが、同年、二塁に回ることを余儀なくされた。

 しかし、この試練にも耐え、同年、ユーティリティ部門でゴールドグラブ賞を受賞。昨シーズンはボガーツとシャッフルする形で再び正遊撃手の座をつかみ、タティスとボガーツ、2人の契約を合わせた「6億2000万ドル(約9126億ウォン)という大きな壁を超えてメジャーリーグで生存価値を証明した」と記した。

 「スポーツ朝鮮」は、今季から海を渡ってメジャー進出したキム・ヘソンに「先輩のキム・ハソンを良いお手本にする必要がある」と指摘。3年1250万ドルの契約はキム・ハソン同様、レギュラーを保障する契約ではないとした。

 また、ドジャースもレギュラー争いが激しいチームで、今季は遊撃にベッツ、二塁にラックスが控えており、特にベッツはMVP選手であることから「事実上キム・ヘソンはラックスと競争準備をしなければならない」とした。

 そして「キム・ハソンのように打撃が多少不安でも安定した守備力を見せてくれれば、キム・ヘソンもメジャーリーグで使われる可能性がある」とし、ラックスとの競争で守備力で優位に立たなければならないと指摘した。

 同メディアは「キム・ヘソンは先輩キム・ハソンのようにドジャースで激しい生存競争で生き残り、メジャーリーグで自分の価値を立証できるだろうか」と結び、メジャーでの生き残りには守備力が鍵になるとした。

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