開幕戦Vの松山英樹「年末に病気があった。今もしゃべるとかは痛い」会見で体調不良を明かす

記念撮影に応じる松山英樹（AP）

　◇米男子ゴルフツアー　ザ・セントリー最終日（2025年1月5日　ハワイ州　プランテーションC＝7596ヤード、パー73）

　松山英樹（32＝LEXUS）がツアー新記録の通算35アンダーで開幕戦初優勝、ツアー通算11勝目を挙げた。22年ソニー・オープンに続くハワイ2勝目。記者会見では体調不良だったことを明かした。

　――通算11勝目、ハワイでは2大会制覇。

　「凄くうれしいなと思いましたし、ハワイで2つとも勝ちたいと思っていたのでそれが達成できてうれしい」

　――18番のバーディーでツアー新記録を達成した。その状況を分かっていたか？

　「34（アンダー）か35（アンダー）か分からなかったけれど、35だったら記録だろうなと思っていたので、そういうことを思っていたら入らないなと思っていたら、入りましたね」

　――新しいパターはいつ手に入ったか？

　「手に入ったのは12月のクリスマスの後。ハワイに来てここで初めて使いました」

　――早藤キャディーとの会話で試合中に覚えていることは？

　「全然、今週は何も覚えていないんです。自分自身の体調が良くないので、会話もあまりしていないですし」

　――体調が良くないというのは？

　「年末に病気があったのが治っていたと思うけれど、今も動いたりするのは大丈夫だけど、しゃべるとかは痛い」

　――どれくらい練習して試合に臨んだ？

　「あまりしていないので何とも言えない」

　――アジア勢最多の11勝、メジャーも優勝した。今の目標は？

　「自分の目標にはまだ達していない。（その目標は）ここで話すことではない。自分の中でゴールはある」

　――最近10カ月で3勝した。調子が上がってきている？

　「9月、10月、11月とあまりゴルフをやっていないので、勝っているという感覚もあまりない」

　――開幕戦で優勝した。今年の見通しは？

　「何も変わらないですね。勝つ、勝たないというのは大きい」