1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

中日からFA加入の日本ハム・福谷が入団会見 入団の決め手は「理解できなかった」 背番号は「41」

スポニチアネックス / 2025年1月6日 13時52分

<日本ハム入団会見>大型ビジョンをバックに栗山CBO(左)と写真に納まる福谷(撮影・高橋 茂夫)

 昨年末に中日から国内FAで日本ハム加入が決まった福谷浩司投手(33)が6日、本拠地エスコンフィールド北海道で入団会見を行った。背番号は「41」に決定。今季プロ13年目を迎えるベテラン右腕は「ドラゴンズに入団したのは12年前でしたけれど、その時とはまた違った緊張感です。すがすがしいですけど、どこか不安で」と、率直な思いを口にした。

 宣言残留を認めていた中日、ヤクルトとの3球団競合の末に新天地を日本ハムに決めた。決め手について福谷は「一番の理由は“理解できなかった”というところです」と、笑顔で答えた。昨季国内FA権を取得するも登板はわずか8試合(うち4試合先発)で3勝1敗、防御率3・72。「そもそもオファーをいただけたことにまずびっくりしました」とした上で、若手主体のイメージから「なんで?という。自分の年齢も含めて」と話した。

 それでも、交渉の場では球団幹部から年度別のデータや映像を振り返りながら「将来的に自分がどうなるんだろう?というところも含めて分からないところがあり、それを一緒に考えてくださり、一緒につくっていただける。そこに怖さもあり楽しみもある。その思いが一番強かったので、ファイターズに入団することにしました」と、決断の理由を説明した。

 背番号は複数候補を提示された中、「41」を即決したという。かつて日本ハムでは同郷の稲葉篤紀(現2軍監督)、中日では浅尾拓也(現2軍投手コーチ)が背負った番号であり「ドラゴンズでもルーキーの頃からお世話になり、移籍するという電話も割と本当に初めの方にさせていただいた。すごく応援してくださった。その番号をチームは代わりますけど背負って、浅尾さんみたいな投手に少しでも近づけるようにと今でも思っているので」と明かした。

 すでに中日時代チームメートだった郡司が「専属捕手」に名乗りを上げているが、福谷は「もちろん彼と組んだ試合は今でも覚えていますし。それはアリエルも一緒。もちろん(伏見)寅威も含めてみんなと組んでいきたい。みなさん素晴らしい捕手なので」と、歓迎した。今後は2月のキャンプでコミュニケーションを重ねていくが「試合でプレーするのが、1番のコミュニケーション。早くとれるのを楽しみにしています」と、笑みを浮かべた。

 ◇福谷 浩司(ふくたに・こうじ)1991年(平3)1月9日生まれ、愛知県出身の33歳。愛知・横須賀から慶大に進み、12年ドラフト1位で中日に入団。14年に32ホールド、15年に19セーブなど18年までは主に救援で活躍し、19年からは先発に転向して20年には自己最多の8勝。1メートル83、93キロ。右投げ右打ち。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください