日大・片岡監督「日本一になる」甲子園で活躍した逸材新入生たちに「良い選手が来てくれた」と期待
スポニチアネックス / 2025年1月6日 18時25分
東都大学野球1部リーグの日大は6日、千葉県習志野市内のグラウンドで今季の活動を始動した。
21年から指揮を執る片岡昭吾監督は「日本一になるために逆算して、そのためにはどうすべきか、という話を(選手に)話しました。バッテリーを中心に守っていくことは変わらない。秋はチーム打率がトップだったので、チームがかみ合っていけば」と見据えた。
21年春に1部昇格を果たして以来、どのチームが降格しても不思議はない「戦国東都」で1部残留を続けている日大。23年ドラフトでは7人の1位指名選手を生むなど日本屈指の大学野球リーグでプレーを希望する選手は多く、日大の新入生も豪華なメンバーが並んだ。
昨夏の甲子園準優勝に貢献した関東第一の左腕・畠中鉄心、木更津総合の強打の捕手・羽根徹平、二松学舎大付のスラッガー・片井海斗、遊撃守備は既に大学レベルにある関東第一・市川歩、昨春の甲子園優勝に貢献した健大高崎の外野手・斎藤銀乃助ら甲子園で活躍した選手が名を連ねる。その中でも会心の獲得が長崎日大の最速149キロ右腕・西尾海純。プロも注目していた九州の逸材は昨夏、長崎大会3回戦敗退で十分なアピールができず、プロ志望届は提出せずに日大進学を決めていた。将来性は抜群で指揮官は「だいぶ良い選手が来てくれるようになった。(西尾は)2年生の時から見ていたので楽しみです」と大きく期待した。
「調子の良い選手を使います。去年は1年生をたくさん使ったので、(今年も)かみ合ってくれるといい」とリーグ戦出場への争いは横一線であることを強調した指揮官。今年のチームテーマは「掴」。逸材1年生たちと現有戦力の融合で就任以来初の1部優勝を掴み取る。
(柳内 遼平)
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